ベンタンクールとクルゼフスキを獲得

2022年1月31日、トッテナム・ホットスパーはユヴェントスから2選手の獲得を発表しました。

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戦える選手を求めていた

 コンテが就任して最初の移籍市場ということで、放出も獲得もいろんな噂が飛び交っていた。いくつかの案件は決定まで間もなくという報道まで出ていたが、さすがにここはトッテナム・ホットスパー。相変わらず最終日になるまでは確実な話は何一つなく、残り数時間に駆け込みで公式発表が連発された。

 戦力として数えられていた選手でいうと、アリ、ロチェルソ、エンドンベレの3選手を放出し、獲得は2選手に止まった。リーグ戦の延期分次第で過密になる時期は出てくるだろうが、残す大会はリーグとFAカップだけなので少し戦力がスリムになるくらいがちょうどいいということなのでしょう。

 新戦力は共にユヴェントスから。まずはロドリゴ・ベンタンクール。ウルグアイ代表のボランチだ。経歴はボカ・ジュニアーズからユヴェントスという南米出身のスター街道を走ってきている。数年前のWカップかコパ・アメリカで見た時は有望な若手という扱いで紹介されていた記憶がある。

 無骨なウルグアイの他の選手の中ではスマートでテクニカルな選手だったような印象がある。前に出て行ってチャンスを創出するというよりは、後方からパスでゲームをコントロールするようなタイプとして覚えている。今はどうなのかわからないけど、記憶が正しければこの獲得はホイビュア、スキップ、ウィンクスと大きくは違わないタイプで、要は中盤の層を厚くするための補強だと見ている。

 2人目はスウェーデン代表のウインガー、デヤン・クルゼフスキ。21歳の若い選手で、こちらは1年半のレンタルという契約らしい。最近このやり方がとても多い。

 左利きの右ウイングで持ったら仕掛けたいタイプらしい。そうならスパーズには久しぶりのキャラクターで、同じようなタイプはタウンゼントが思い出される。しばらくいなかった気がするので、バリエーションの広がる良い補強だ。

 年齢でいえばクラークとブライアンヒルと同い年。ポジションは違うけどスキップとセセニョンも同じ。この辺の選手たちが中心として活躍してくれるとチームとしては活気が出てくる。ソンとモウラがウイングだと先発で彼らは共に29歳だ。24歳のベルフワインにも言えるが、そろそろ風穴を開けてもらわないとこれからが不安だよ。

 2人とも初めてのプレミア挑戦ではあるが、即戦力としての補強になる。願わくば先発を奪ってほしいし、少なくともポジション争いにはしっかり加わってくれないと、スパーズの後半の目標になる4位以内は遠のいて行くだろう。少なくともこの2人は90分戦える選手だと聞いている。期待できそうだ。しっかり頼みます。

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