世界中の注目を集めるイングランド代表のデレ・アリ
どんな選手なのかをご紹介します。
プロフィール
ポジション：MF
背番号：20
名前：デレ・アリ
英名：Dele Alli
誕生日：1996/04/11
国籍：イングランド
身長：188
体重：79.5
利足：右
加入年月：2015年2月
前所属：MKドンズ/イングランド
来歴
2007年に11歳でリーグ1（3部相当）のMKドンズのアカデミーに入団し、2012-2013シーズンに16歳でトップチームデビューを果たします。
下部リーグながら活躍が注目され、2015年2月にトッテナムへの加入が決定
2014-2015シーズンの後半はそのままドンズへのレンタルという形で在籍していました。
当時は有望な若手の補強に過ぎないといった論調で、大きく話題になったわけではありませんでした。
しかし開幕戦でいきなりスパーズデビューを飾ると徐々に存在感を増していき、レギュラーに定着することに。
プレミアリーグ初挑戦の若干19歳はこのシーズン、リーグ戦10ゴール11アシストを記録し、年間ベストイレブンにも選出されました
1年目からブレイクすると2年目はよりプレッシャーがかかるものですが、アリはしっかり期待に応えます。
2016-2017シーズンは全大会合計で22得点7アシストを記録
2年連続で年間ベストイレブンに選ばれました。
プレースタイル
188cmと意外と上背もありますが、ボールタッチは非常に優しくしなやかです。
また抜きやシザース、ルーレットという技を好んでよく見せますが、アリの最大の武器はボールを持った際の落ち着き
しっかりとコントロールできる位置にボールを置き、飛び込んでくるディフェンスの動きをよく見て、触れない位置に動かすようなかわし方を得意としている。
ゴール前でも非常に冷静沈着で、相手の動きとコースを見極められる選手です。
スパーズでは2列目に配置されますが、エリクセンと同様にそれなりの自由を与えられている。
前線でボールを引き出すのがうまく、狭いスペースでもボールを収める技術があります。
ドリブルを仕掛けることもラストパスを送ることも遠目から狙うシュート力もあるため、相手にとっては怖い存在でしょう。
特にゴール前に飛び込んでいくタイミングとポジショニングは素晴らしく、ケインとエリクセンとのコンビネーションは完璧です。
中盤の選手らしからぬ得点力がありの大きな魅力です。
しかしまだ欠点も多い選手で、主にそれは気性面にあります。
うまくいってる時は良いのですが、チームのプレーに自身のプレーに満足がいっていない時、それが試合の中で出てしまう。
相手とのいざこざであったり、プレーが切れた時にボールを持って遅延行為をしてしまったり。
ペナルティエリアまで侵入した後のシミュレーション癖も直さなければいけないところ。
もう無名の選手でないアリは審判も偏見を持って見てしまいます。
他の選手よりファールを取ってもらいにくくなるのはもったいない。
本当にトッププレイヤーになりたいのであればその辺もコントロールできないといけません。
移籍の噂は常にある
トッテナムで活躍を見せる選手の常ではありますが、デレ・アリもまたビッククラブへの移籍の話は絶えません。
特にレアル・マドリーとバルセロナはよく聞きますね。
年齢とここまで残してきた数字を見ると、これはもう仕方のないことです。
スパーズに加入して2年と少しが経ちますが、怪我での離脱はなかったのではないでしょうか。
少なくとも長期の離脱はありません。
2シーズン連続で45-50試合ほどに出場しています。
一年を通じて計算が立つというのも評価に値するポイントだと思います。
将来性を考えても継続して試合に出続けられるというのは必要なこと。
多くの報道で言われていることですが、今シーズン何がしかのタイトルを獲得できるかどうかは選手たちの意識に影響するでしょう。
来年になっても22歳です。タイトル獲得の可能性の大きなチームにいたいというのはサッカー選手なら当然持つべき向上心です。
数年後もトッププレイヤーとして活躍しているように願っています。
