ヤン・フェルトンゲン 〜トッテナムの所属選手紹介、プロフィールやプレースタイル〜

トッテナムの守備陣を支えるヤン・フェルトンゲン
在籍6年目を迎え、副主将として充実したシーズンを送っています。
キャリアのピークを迎えるこの男をご紹介します。

プロフィール

ポジション:DF
背番号:5
名前:ヤン・フェルトンゲン
英名:Jan Vertonghen
誕生日:1987/04/24
年齢:30
国籍:ベルギー
身長:189
体重:87.5
利足:左
加入年月:2012年7月
前所属:アヤックス/オランダ

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来歴

2003年にアヤックスの下部組織へ加入した頃は中盤の選手でしたが、ポジションを変えてセンターバックに。トップチームデビューは2006-2007シーズンのチャンピオンズリーグでした。

その後レンタルも経験し、2007-2008シーズンもトップチームに帯同しますが、その時のレギュラーはヨニー・ハインティハとトーマス・フェルマーレンという強力ライン。後にハインティハの移籍に伴いレギュラーを獲得します。そしてフェルマーレンが移籍した後に相棒になるのが今やスパーズでもタッグを組む、トビー・アルデルヴァイレルト。アヤックスのスカウトはすごいですね。

2011-2012シーズンにアヤックスのリーグ優勝と最優秀選手賞の受賞を置き土産にトッテナム・ホットスパーへの移籍が決まりました。

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プレースタイル

世界的にも貴重な左利きのセンターバック。スパーズ加入後は一貫してレギュラーであり続けています。189cmと上背もありますが、パワータイプという印象はない。足元の技術も高く、守備も知能的です。

4バックでも3バックでも対応可能でチーム状況によってはサイドバックもこなします。ベルギー代表ではフェルマーレンとコンパニがいたため、しばらくは左サイドバックでした。ドリブルで向かってくる相手の動きをしっかり見て適切なタイミングでボールを奪いに行くことがうまく、一対一にはめっぽう強い。立ち位置が良いのでシュートブロックも多く体を投げ出した守備も厭いません。

攻撃面でも貢献は大きく、正確な対角線のフィードを武器としています。パスでのつなぎも水準以上で加えて前線に攻め上がるプレーも見せます。ここぞという瞬間を見つけるや、ドリブルとワンツーを駆使し、一気にゴール前まで駆け上がる。チームとしてポゼッションしている時間の長い試合が多いので時に崩すきっかけが見つけられず単調になりがちな攻撃のいいアクセントになっています。

若い頃は怪我が多い選手だったみたいだけど、近年は安定しています。よほどチーム状態が悪くない限り頻繁に変わることのないセンターバックのポジションにおいて、プレーの安定感とコンディションの安定感は重要なポイント。世界トップレベルのセンターバックと言ってよいでしょう。

キャリアのピークは今なんだ

いつの間にか30代になっていたフェルトンゲンも今やローズに次ぐ古株になりました。(下部組織出身は除く)
もちろん加入当初から主力として活躍してくれていましたが、今はさらに存在感を増しています。長く2つ下のアルデルヴァイレルトと組んでいて、コンビネーションは出来上がっている。今は21歳のダビンソン・サンチェスと組み、ディイフェンスラインを引っ張っています。年齢的には上でも統率力という点ではアルデルヴァイレルトが中心だったように見えていたけど、今シーズンは特に中心はフェルトンゲンだという印象を強く残しています。

プレミアトップレベルのディフェンダーであるという評価を受けながら、移籍の噂はあまり出てこない選手でもあります。最低でも後2年はポジションを奪われることなく戦ってくれるでしょう。キャリアでも最も充実している時期がさしかかっています。ヨーロッパの舞台でもそしてワールドカップでもその実力を遺憾なく発揮してくれることを願います。

所属選手一覧

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