いつもより遅めの開幕を待ち侘びていつもの企画を始めます。昨年の予想で的中したのは11位のフラムだけでした。そんなものだと思ってお楽しみいただければ。
今回は20位から11位まで
※選手の移籍情報は2026年8月15日時点のものです。
20位:ノッティンガム・フォレスト
昨シーズン:16位
愛称:フォレスト
ホームスタジアム:シティ・グラウンド
監督:オリバー・グラスナー
個人的好感度の低いクラブNo1は今年で降格です。昇格年の下品な補強、昨夏のギブス=ホワイトの1件とシーズン中のポステコグルーの扱い。全然応援できません。マリナキスオーナーの趣味である監督ガチャで登場したのはパレスの英雄オリバー・グラスナーです。てっきり上位クラブを目指すためにパレスを出たのかと思えばフォレストを選ぶなんて残念なことだ。まあパレスでは主力の放出ばかりでロクな補強をしてくれないフロントに嫌気がさしていたようだから、主張に一貫性はあるか。あとすみません。監督ガチャについては人のことを言える立場にはありませんでした。
19位:フラム
昨シーズン:11位
愛称:コテッジャーズ
ホームスタジアム:クレイブン・コテージ
監督:アルバロ・アルベロア
昇格してから10位、13位、11位、11位と抜群の安定感。そんな無難なチーム作りでフラムを味のしないガムに変えていたマルコ・シウバはこの環境に飽きてしまったのか、ベンフィカに旅立って行った。後任はアルバロ・アルベロア。もちろん超有名人だが監督としてのキャリアはほとんどないと言っていい。昨年シャビ・アロンソの後を引き継いで半年だけレアル・マドリーの監督をやっていたが、特にその手腕については流れてこない。レアルのOBがレアルを率いているというだけに見えたけど、フラムのフロントは何を評価したのだろう。ただそんなアルベロアが繋いだパイプを通ってレアルから2選手を獲得している。昨年も書いた気がするけど、フラムからは上位を伺う野心は感じられない。そうしたチームは今まで見てきた限りだとじわじわと順位を落として降格していた。本当は今年降格するとは思っていないものの、残留を争うクラブになる未来はそう遠くないじゃないかな。
18位:クリスタル・パレス
昨シーズン:15位
愛称:イーグルス
ホームスタジアム:セルハースト・パーク
監督:ピエール・サージュ
去年のパレスには期待していたんですけどね。相次ぐ主力の放出にグラスナーが怒り、早々にシーズン終了時の退任を決めてしまったあたりから、チームの調子もしっかり落ちて気がつけば定位置に落ち着いた。今夏もグエイの次の守備の軸だったはずのラクロワが引き抜かれた。後釜に冨安を獲得してくれたのは楽しみだが、彼の稼働を計算にチームを作っていくのはリスクが大きすぎるってものよ。ウォートンに噂すら出ていないのは意外で、今年も鎌田と鉄板のボランチコンビになれば安泰、に見えるがあれはやはりグラスナーの手腕ありきのもの。監督の力で本来の実力以上の力を出せていたチームだと思うので、新監督とそりが合わなければバラバラになる可能性は小さくない。
17位:ハル・シティ
昨シーズン:チャンピオンシップ6位
愛称:タイガース
ホームスタジアム:KCスタジアム
監督:セルゲイ・ヤキロヴィッチ
10年ぶりのプレミア復帰、よく戻ってこれたと思えるほどに大変な時間を過ごしていたらしい。10年間でチャンピオンシップを1桁順位で終えたのはわずかに2回。しかもさらに下のリーグ1(3部相当)を戦っていたシーズンもある。6位でギリギリ昇格プレーオフに食い込み、そこを勝ち上がっての昇格だ。昨年は平河も所属していて昇格にとても貢献したらしいが、レンタルだったので今年はいない。代わりの日本人枠は守田英正。長くスポルティングでプレーしていて、ボランチの相棒はどんどん出世していくのに自分はフリーになるまで声が掛からなかったが、31歳にして目標にしていたプレミアリーグに到達した。おそらく主力としてプレーできるんじゃないかと思うので悔いのないようにやってほしい。ちなみにここまで意外なチームを降格圏に挙げていたのは、この企画の趣旨として昇格組を降格予想にするのは安直で面白くないだろうという理由からです。17位はハル・シティ。つまりはそういう予想です。
16位:コベントリー・シティ
昨シーズン:チャンピオンシップ1位
愛称:スカイ・ブルーズ
ホームスタジアム:コベントリー・ビルディング・ソサエティ・アリーナ
監督:フランク・ランパード
実はプレミアリーグの創設時にいたチームの一つであるコベントリー、2000-2001シーズンぶりに戻ってきました。いやーさすがに知っていることは少ないです。坂元達裕も所属していますが坂元のこともあんまり知らんし・・・。フランク・ランパードが監督をやっているという話題だけかろうじて拾えていました。チェルシーやエヴァートンでも指揮をとっていたはずだけど、全然良い監督だった印象はありません。まあ選手もそうだけど監督も自分にハマる場所っていうのはあるってことかな。ランパードが監督のうちは良い時も悪い時もゴシップの中心はランパードだろうね。今年こそはプレミアリーグでと本人も鼻息の荒いことだろう。
15位:イプスウィッチ・タウン
昨シーズン:チャンピオンシップ2位
愛称:トラクターボーイズ
ホームスタジアム:ポートマン・ロード
監督:ガリー・オニール
エド・シーランのクラブが1年で帰ってきた。すっごく関係ない話なんですけど、何年か前にCreepy Nutsのオールナイトニッポンが好きで聞いていたのですが、あのラジオのコーナーに大江戸シーランっていうのがあって、エド・シーランのShape of youのイントロでふざけるっていうものなんだけど、それが面白くて好きだったのでいまだに街であのイントロを聞くと笑ってしまいます。なぜこんなに関係ない話をしているかというとかくことがないからです。昇格組は選手を知るのに一苦労するのが毎年のことだけど、今年は3クラブ全部に日本人がいるのでとっかかりがあってありがたい。前田大然には超期待している。チームを勝たせるようなゴールやアシストがどこまで出来るかはわからないが、ファンの心を掴むのは間違いなし。
14位:サンダーランド
シーズン:7位
愛称:ブラック・キャッツ
ホームスタジアム:スタジアム・オブ・ライト
監督:レジス・ルブリ
いっときはチャンピオンズリーグを狙えそうなほどに勢いのあった昇格チームだったが、中盤にやや上手くいかない時期があり、最後は連勝で終えてヨーロッパリーグの出場権を確保してシーズンを終えた。昨夏にお金を使いすぎたのかここまでは控えめな補強戦略だ。慣れない2足の草鞋に耐えられる戦力を用意しておかないと先人たちの例に漏れず厳しいシーズンになってしまうぞ。しかし今年のプレミアリーグはあまりにも監督の入れ替えが激しすぎる。今年で就任3シーズン目になるル・ブリ監督でプレミアリーグで5番目に長期政権の監督になるんだってすごいね。
13位:ニューカッスル・ユナイテッド
昨シーズン:12位
愛称:マグバイズ
ホームスタジアム:セント・ジェームズ・パーク
監督:マティアス・ヤイスレ
非常にマズイ状況です。ゴードン、トナーリ、ギマランイスという主力中の主力の放出に加え、エディ・ハウまでもが出て行ってしまった。サウジの大富豪さんはリアルウイニングイレブンするのに飽きてしまったのだろうか。はたまたプレミアリーグの厳しい規制によって支出が制限されているだけなのだろうか。執筆時点では彼らの穴を埋めるような選手獲得はまだありません。一昨シーズンはあれだけ安定感がある強者だったのに、去年は一転して崩れやすいチームになってしまった。そしてそこからの選手流出。ひょっとするともっと下の順位になってもおかしくはない。デゼルビのいうとおり、「最後はモチベーションが違いを生む」だろうから。
12位:ボーンマス
昨シーズン:6位
愛称:チェリーズ
ホームスタジアム:バイタリティ・スタジアム
監督:マルコ・ローゼ
引き抜かれても引き抜かれても次々と選手がブレイクしていくスター製造工場と化している近年のボーンマス。しかし良い成績を残しすぎたことで、ついにイラオラが引き抜かれてしまった。これでも上位に居続けたら凄いことだが、なかなかそう上手くはいかないんじゃなかろうか。ただ個人的にはブライトン、ボーンマス、ブレントフォードなど、独自の目利きと方法で上位に食い込んでいくチームはとても好き。是非ともリーグを荒らし続けてビッグなんとかという括りでは語れないような混沌のリーグに変えてくれ。
11位:エヴァートン
昨シーズン:13位
愛称:トフィーズ
ホームスタジアム:ヒル・ディッキンソン・スタジアム
監督:デイビット・モイーズ
やはり自力と意地はあるよなこのクラブという感じ。数年前までは降格も現実的なラインにまで落ち込んで、スパーズと共にビッグ4に挑もうとしていた気概はどこへやらという雰囲気だったのに、またジワジワと力をつけてきた。今はビッグクラブが変革期にあり、中堅クラブが勢いを持っている時代なのでこのくらいの順位に落ち着いてはいるが、今年も安定して良くも悪くもないシーズンを送るんじゃないだろうか。