[PL]第16節 レスター・シティ vs トッテナム・ホットスパー

2018-2019 プレミアリーグ 第16節

Leicester City 0 – 2 Tottenham Hotspur

Stadium:キングパワー・スタジアム

得点
46分:ソン・フンミン(Spurs)
58分:デレ・アリ(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、オーリエ(78’ウォーカー=ピータース)、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン、デイビス、シソコ、ダイアー、ウィンクス、アリ、モウラ(67’エリクセン)、ソン(74’ケイン)、
sub:ガッサニーガ、ローズ、スキップ、エンクドゥ

レスター・シティ
シュマイケル、ペレイラ、モーガン、エヴァンス、チルウェル、ヌディディ、メンディ(79’岡崎)、イボーラ(56’オルブライトン)、グレイ、マディソン、イヘアナチョ(56’ゲザル)
sub:ウォード、マグワイア、フクス、チョードゥリー

いくつかの選手を休ませながら
久々のクリーンシートで勝利です。

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何もないところからの一撃

「我々は常に目の前の試合に集中している。」と常套句を会見では話しつつも、ケイン、エリクセンはベンチスタートでした。メンバー入りした試合でケインがスタメンでなかったのは今季初めて、それから出場はありませんでしたが、ジョルジュ・ケビン=エンクドゥがこれも今季初のベンチ入りです。

レスターが4-3-3できたことに合わせたのか、スパーズも4-3-3です。ソン、アリ、モウラは特にポジションに決まりはないようで自由に入れ替わりながらプレーしていました。ケインがいないことで、とりあえず前に放り込む作戦を使おうにも競り勝つのは難しいので必然的にショートパス中心になります、もしくは裏のスペースへの走りあいか。

レスターはいつも通り攻守の切り替えが早く、走れる、戦えるチームでした。守備への切り替えや守り方はチームとして統一できているので、こちらも簡単にボールを入れさせてもらえない。中途半端な位置でボールを引き出そうという動きができていないので、ディフェンスラインが出しどころに困って横に回すという光景がよく見られました。途中からソンやアリがスペースに走ることでアクセントをつけているけど、それも今日はうまくいかない。

というのも、受け手となる選手はみんな自分が受けようとするので他の選手に入ったときのサポートにすぐにいけないようになっている。プレッシャーの厳しいところでボールを引き出すので一人ではなかなか打開できない。もう少し、チームの決め事として攻撃の形を考えておくことも必要だと感じました。特に今季はメンバーが今まで以上に流動的で、勝手に連携を深めてくださいというわけにはいかないのだから。

レスターもマディソンを中心に攻撃を仕掛けて来るもいつもほど怖さはなく、かといってスパーズの攻撃も微妙で後半勝負かと思われた中でソン・フンミンの個人技が炸裂します。右でボールを受けると鋭く切り返し、もう自身の得意技として確立した感のあるペナルティエリア前方右手からの左足での巻いたシュートでゴールをあげました。試合の流れに一切影響を受けず、局面を変えてみせるワールドクラスの一撃でした。

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スパーズ通算50ゴール目

ケインやエリクセンが入るまでは後半も変わらないような展開でしたが、デイビス、モウラと繋がってソンに渡ったカウンターは一度スピードを落とさせられますが、サイドに流れたソンから丁寧ねクロスが送られてアリのダイビングヘッドで追加点です。アリはこれがスパーズでの50ゴール目だそうです。ちなみに初ゴールもアウェーでのレスター戦だったそう。

これでだいぶ楽になり、ボールこそレスターが握る時間が増えたけど、特に慌てる場面もなしに試合を締めることができました。温存していた選手も軽く動かすこともできたし、中2日で控えるバルセロナ戦のことも見据えながら順位もしっかりキープです。唯一の問題はオーリエの交代で、座り込んでしまってウォーカー=ピータースと交代しましたが、これで離脱となると右サイドバックはウォーカー=ピータースだけになる。バルサ戦で出すには流石に心もとないのでさてこれは困ったもの。

今日の試合で順位に変動はなかったけど、チェルシーが今季無敗のシティを破ったため、上位との勝ち点は近づきました。継続して行きましょう。

2018-2019シーズン 試合結果一覧

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