[PL]第12節 トッテナム・ホットスパー vs シェフィールド・ユナイテッド

2019-2020 プレミアリーグ 第12節

Tottenham Hotspur 1 – 1 Sheffield United

Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:8勝4敗3分(勝率:53%)

得点
58分:ソン・フンミン(Spurs)
78分:ジョージ・バルドック(Blades)

トッテナム・ホットスパー
FW ケイン
MF ソン、エンドンベレ(46’ウィンクス)、アリ(72’フォイス)、シソコ、ロチェルソ
DF デイビス、ダイアー、サンチェス、オーリエ(86’モウラ)
GK ガッサニーガ
sub:フォルム、アルデルヴァイレルト、エリクセン、セセニョン

シェフィールド・ユナイテッド
FW マクゴールドリック(95’フリーマン)、ムセ(87’ロビンソン)
MF スティーブンス、フレック、ノーウッド、ランドストラム、バルドック
DF オコネル、エーガン、バシャム
GK ヘンダーソン
sub:ムーア、ジャギエルカ、ベシッチ、マクバーニ、シャープ

VARに救われてなお引き分けです。
ボトム10から脱出できず。

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またしてもチャンスを作れず

アウェー3連戦を終えて戻ってきたホームスタジアムに昇格組を迎えた1戦です。リーグ戦4節勝ちなしのクラブにとっていつも以上に勝利を求められる一戦です。が、結果は空しいものでした。

チャンピオンズリーグに引き続き、センターバックはダイアーとサンチェスの大不安コンビ。若干厳しい判定にも感じましたが、開始1分でダイアーがイエローカードをもらったことで、少しやりにくくなりました。空中戦の強さはレベルの高いものでしたが、あまりにも縦パスが引っかかりすぎていた印象です。とはいえ前線が攻撃の形を作れていない今、ここからのパスがキーになっているのも事実なので仕方のない点もあるとは思いますが。

それからロチェルソがリーグ戦でも先発デビューです。そして初のフル出場を果たしました。チームにも慣れてきたようで、動きに躍動感があった。幅広く動いてボールを受けては自分で運んでいくこともできる。最近のスパーズにおいて数少ない希望に見えます。前線では唯一アリが交代になりましたが、ロチェルソが残されたのは妥当な判断。これまでスパーズを支えてきたアリやエリクセンよりも可能性を感じられます。

しかし結局チャンスの数はそう生まれず、得点もアリのパスミスの処理を誤った相手ディフェンスの隙をついたものです。ケインも90分を通じてボールに絡めずに終わりました。ケインが悪いのかそもそもケインにボールを集められないチームが悪いのか。どちらにせよ、あのような状況ならケインの動きを変えさせるか、ケインを交代させるかというのも選択肢に入れておいて欲しいですね。

シェフィールドはとてもよかった。失礼ながら名のある選手がいるとはいえないチームですが、よく走り、よく組織されたチームです。特に前半は内容では押されていた。VARによって足先数センチのオフサイドでなんとか勝点1に終わりましたが、サッカーに判定があれば確実に負けていたような試合でした。

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我慢の限界は近いだろう

結果が出ていない、試合内容も悪い。それに加えて改善も見られないとあれば、明るい未来は想像できなくなってきます。今すぐにポチェッティーノが解任されていない理由はもはや違約金をレヴィが出し渋っているという一点だけなのではないでしょうか。僕は別に解任派ではありません。続投に偏っているという訳でもなく、気持ち的にはブレている状況ですが、この結果にも関わらず解任に傾かないのは長期政権のクラブに憧れているという部分ですかね。

この代表ウィークが終われば、元旦までいつもの試合ラッシュが始まります。監督を変えて準備を整えるにはこのタイミングがベストのように見えますが、それをしないと言うことは現体制に賭けると言う決断でしょう。もちろん契約延長がうまくいっていない選手たちが大きな問題をもたらしているのも事実なのでしょうが、それにしてもチームにエネルギーがなさすぎる。

スパーズはビッグクラブ扱いされるようにはなってきていても、まだまだブランド力で他のライバルたちには及ばない。そのため1年でもチャンピオンズリーグの出場権を逃し、資金源を逃すとなればこの先の補強費や新しい選手の獲得にユナイテッドやチェルシーの比ではない影響が出てしまう気がしています。

決断をするなら早いほうがいい。出来るだけ平等な目線で見ようとすればどうしてもそんな結論に落ち着いてしまいますよ。

2019-2020シーズン 試合結果一覧

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