ブースト切れてからが本番 vs バーンリー

プレミアリーグ第13節、「1軍」はしっかりやってくれよな

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ちょっと良くなってきているところ

 監督交代からスパーズに流れていた良い雰囲気はカンファレンスリーグでの悲しい敗戦によってまた少し失われてしまったかもしれない。コンテが来てから公式戦4試合で2勝1敗1分だ。大体このくらいで新監督ブーストの効果は切れはじめてくるだろう。ここからが本当に変わっていけるかどうかだ。

 バーンリーは今季苦しんでいる。リーグ戦の初勝利は10節のブレントフォード戦まで待たなければいけなかった。しかしその後はチェルシーとパレスに引き分けて、ここ3試合は無敗で今日を迎える。18位のバーンリーと7位のスパーズで順位の差はなかなかにあるが、得失点差は-6で同じである。

 比較的メンバーを固定してシーズンを戦う傾向の強いバーンリーだが、ちょっと負傷者が出ている模様。とはいえ前節のリーズ戦も主力を軒並み欠いている相手に苦戦したのだから、楽観は出来ない。ここまでリーグ戦では6勝しているスパーズだが、いずれも1点差でギリギリ勝っているものだ。そろそろ余裕を持てる試合が見たい。まだそれは贅沢なのかもしれないけど。

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押し込めるようになりたい

 少しずつコンテ流3-4-3が馴染んできたようには思える。ショートパスでのビルドアップも出来る場面は出てきたし、攻撃時の左右のバランスも改善され、これまでやりにくそうにしていたエメルソンも生き生きとしている。

 今のところ高い位置で奪うショートカウンターを除けば、センターバックから縦パスを入れ、前線の個の打開力で完結させる速攻が主になっている。前にボールを運んでから最終ラインもハーフラインまで押し上げて、ゆっくり押し込んで崩しにかかるような時間を長くしたい。速攻重視だと相手もカウンターを打ちやすくて怖い時間も多くなるから。

 なんていうのは理想だけど、今はとりあえず急に上がったプレー強度を当たり前にすることと、コンテが目指す攻撃の形を一つ一つものにしていくことかな。モウリーニョの時もサントの時もカウンター以外に点を取るための狙いがわからなかったチームだったので、それが整理されてきたというだけで十分な成長の兆しだ。

 誰が出ても同じように強いチームになりたいが、ムラ戦を受けてまた差が広がっているように思えている。残念だけど、リーズ戦からスタメン変更があるとすれば、出場停止が開けるスキップが元に戻るかどうかだけだろう。

キックオフは日本時間23:00です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン、モウラ
MF レギロン、ウィンクス、ホイビュア、エメルソン
DF デイビス、ダイアー、タンガンガ
GK ロリス

バーンリー:予想フォーメーション
FW ウッド、コルネ
MF マクニール、ブラウンヒル、コーク、グズムンドソン
DF テイラー、ミー、コリンズ、ロウトン
GK ポープ

2021-2022シーズン 試合結果一覧

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