この壁を越えなければならない vs チェルシー

プレミアリーグ第23節、今月だけで3度目の対戦

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自信はあると言っておく

 コンテ就任以来のプレミアリーグ無敗記録は9にまで伸びた。それを二桁に乗せることができるのか。今の勢いのままシーズン後半戦を戦うためにも大きな山場がやってきた。チェルシーとは今季すでに3回対戦している。合計すると0-6の3連敗中だ。せめて一矢報いる必要がある。そのためのラストチャンスは今日、スタンフォード・ブリッジで。

 今月の2試合はいずれも明らかなミスから3失点し敗れている。カラバオカップなので見られなかったものの、絶対的な差があるわけではないと思っている。少なくとも今はスパーズはいい雰囲気だし、チェルシーはリーグ戦4試合勝ちがない状況だ。シティが独走し、リヴァプールとチェルシーがそれを追う構図だと思っていたが、この試合の結果次第ではチェルシーを4位争いに引き摺り込むことができるだろう。

 レスター戦の劇的な勝利はスパーズに勇気と自信をもたらしたはず。なんならその前のワトフォード戦だって、最後の最後で3ポイントをもぎ取った試合だった。モウリーニョ時代の課題だった終盤の弱さは払拭され、今や強豪チームのような勝ち方もできるようになっている。チェルシーを相手にしても勝てる自信が今はある。

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決定力が勝敗を分ける

 ここ数試合はずっと押し込んでいるのに得点が奪えないというもどかしい展開になる試合ばかりだった。さすがにチェルシーを相手にして7割のポゼッションを取れるとは思っていない。むしろ攻撃陣にとってはその方がやりやすいのかもしれないけど。

 結局ここまで引いた相手を崩すことはできていなくて、レスター戦でも得点は相手のミスを引っ掛けてのカウンターが得点シーンだった。今日もウィンクスから一発のキラーパスが見られることを期待している。

 守備にはダイアーが戻ってくるようだ。これで中央からのビルドアップは改善されそうだ。サンチェスも中央より右の方がやりやすいだろうし、少しは安定して守れるようになるだろう。ただしルカクのパワーには誰でも苦しむだろうから、チームとしてポストプレーの次を常に狙っていく必要がある。

 スパーズ側はそうだな・・・スタメンの変更はタンガンガとダイアーだけだと見る。ドハーティもベルフワインも良かったけど、今日は二人ともスーパーサブでいいと思う。とりあえず中盤はホイビュア、ウィンクス、スキップが走れて戦えるから外したくないし。

キックオフは日本時間25:30です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ケイン、モウラ
MF レギロン、スキップ、ウィンクス、ホイビュア、エメルソン
DF デイビス、ダイアー、サンチェス
GK ロリス

チェルシー:予想フォーメーション
FW プリシッチ、ルカク、マウント
MF アロンソ、ジョルジーニョ、カンテ、アスピリクエタ
DF サール、シウヴァ、リュディガー
GK ケパ

2021-2022シーズン 試合結果一覧

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