ハリー・ウィンクス 〜トッテナムの所属選手紹介、プロフィールやプレースタイル〜

2017年最もブレイクした選手といえば誰か。そう、ハリー・ウィンクスです。
負傷者で手薄になったボランチのポジションで出場機会を増やすと、確実な存在感を見せ定位置を獲得しました。
現在も成長中のイングランド希望の星をご紹介します。

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プロフィール

ポジション:MF
背番号:27
名前:ハリー・ウィンクス
英名:Harry Winks
誕生日:1996/02/02
国籍:イングランド
身長:176
体重:73.5
利足:右
加入年月:2012年7月
前所属:アカデミー

来歴

トッテナム・ユースに加入したのは2014年
2016年にプレミアリーグデビュー。この年は途中出場が多いものの確実に出場機会を増やしていくと、2017年にはビクター・ワニャマの怪我や毎試合の出場は難しいムサ・デンベレに代わり、レギュラーとしてプレーするようになる。ロシアワールドカップの予選を戦っていたイングランド代表に追加招集ではあるが初選出、初出場を果たす。

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プレースタイル

「リズムを作れる選手」そんな風によく紹介されています。プレミアリーグで戦うには小柄な選手ですが、その弱点を補うための視野の広さと確かな技術を持っている。中盤の比較的低めな位置にポジションを取り、パスを捌いていくのが仕事です。球離れがよく判断も素早いため、ウィンクスを経由すると非常にスムーズな展開が作れます。現在のスパーズではダイアーやワニャマは守備に強いタイプでデンベレはドリブルで運び攻撃を作る選手。その中でウィンクスは純粋にパス&ムーブでゲームを作る力があるので、長いスパーズファンはモドリッチのようになってくれればいいなと思って見ていると思います。

まだまだ若いウィンクスには改善したい点もたくさんあります。愛を持ってお送りします。
スムーズなパス回しに一役買ってはいるけれど、パスの選択肢が無難なものばかりになってしまう傾向にある。具体的には後ろか横パス。もちろん場面によってはそうして落ち着かせたい時もあるけれど、それではそのうち怖い選手だと認識されなくなってしまう。特に今シーズンのスパーズには攻撃のスイッチを入れるような縦パスを出す選手が不足しているので、ウィンクスにはそういう選手になってもらいたい。もっと言えば前線に飛び出す回数も増やすこと。ワンボランチでの起用もあるので、戦術的な制限もあると思うけど、去年はもっと動きがあったように感じます。攻撃面で決定的なプレーが増えるようになれば負傷者が戻ってきても、ポジションを掴んでいられるのではないでしょうか。

大事にしたいアカデミー出身選手

優秀な若手の多いイメージが定着したスパーズでも、純粋なアカデミー上がりはケインとウィンクスとカーター=ヴィッカースのみ。ローズやアリはここでブレイクした選手ですが、この辺は他のクラブからの移籍組です。強くなっていくチームの中で下部組織出身の選手が生き残っていくのは並大抵のことではありません。近年もトム・キャロル、ナビル・ベンタレブ、ライアン・メイソン、アンドロス・タウンゼントあたりがポジションを確保しきれずにチームを去って行きました。
ケインやウィンクスの存在はチームの希望でもあります。すべてのクラブが見習うべき成功例。アカデミー出身の選手は現地のファンたちからも非常に愛される存在です。長くチームを支えられる選手になれるよう、これからも応援させてもらうよ!

所属選手一覧

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