2021-2022 ヨーロッパカンファレンスリーグ グループG 第1節
Rennais 2 – 2 Tottenham Hotspur
Stadium:ロアゾン・パーク
得点
11分:ロイク・バデ(OG)(Spurs)
23分:フラヴィアン・テー(Rennais)
71分:ガエタン・ラボルドゥ(Rennais)
76分:ピエール=エミール・ホイビュア(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
FW ベルフワイン(30’ホイビュア)、ケイン(54’スカーレット)、モウラ(54’エメルソン)
MF ヒル、スキップ、エンドンベレ(79’アリ)
DF デイビス、ロドン、タンガンガ、ドハーティ
GK ゴッリーニ
sub:ロリス、オースティン、ウォルコット、レギロン、ウィンクス、オモレ、ジョン、マーカンデイ
負のサイクルはまだ続く
グループステージの戦いが始まった。なんでもいいからとにかくタイトルの欲しいスパーズにとっては是非とも勝ち上がっていきたいところだが、同時に他の大会との兼ね合いもあり、やや強度の落ちる大会なので扱いは難しい。ここまでは日程を過密にしてしまう負担の側面が大きいかもしれない。まあ本来は思いっきりターンオーバーしても勝たないといけないくらいの戦力差はあるはずだが。
パレス戦から引き続きのスタメンは5人。代わりのいないロドンとタンガンガに加え、ケインとモウラ、スキップも出場となった。前線はともかくスキップのところは今こそウィンクスを試す時かと思うけど、そんなに信頼ないのかね。交代出場もなかったし。もしくはウィンクスはインサイドハーフに数えられているのかもしれないけど、そうするとアンカーの替えは誰だって話になるしよくわからない。
結果は2-2のドローに終わった。まあ最低限の1ポイントは持ち帰ったことになる。ベンチまで含めると層の薄い現状だけど、スタメンは実績十分の選手が揃っているのだから、あまり明るい結果には思えないよ。
試合内容以上に深刻なのは、さらに負傷者が増えてしまったことだ。前半にはベルフワインが、後半にはモウラが怪我で交代となってしまった。2人とも週末は厳しそうだ。
サント体制になってから、というかポチェッティーノ体制の終盤からずっとだけど、武器と呼べるのは前線のスピードと決定力くらいしかない拙い攻撃しかできないでいるのに、ベルフワインとモウラを失い、ソンも間に合うかわからないこの状況はだいぶまずい。
少ない持ち駒をどう活かすのか、まだマシだと思えるのが週末はチェルシーなので割り切った考えで臨みやすいことくらいか。サントの手腕に注目したい。