コラム

ホームをウェンブリーで戦うことによって得たものは

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ホワイト・ハート・レーン改修のため、今年一年間をウェンブリーで戦っています。

開幕前の不安をよそに今やすっかりホームらしい力強さを見せてくれています。

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増えた戦術の幅

ホワイト・ハート・レーンとウェンブリー・スタジアムでは何が違うのか。まずわかりやすいのは収容人数の違いでしょうか。レーンは36310人なのに対して、ウェンブリーは90000人収容です。2倍以上も違う。警備の問題で満席にはしないようになっているらしいですが、今シーズン何度かリーグの最多観客動員数記録を更新しています。ウェンブリーの方が声が拡散してしまうので雰囲気が出にくいという話も聞きましたが、テレビで見ている我々にはイマイチ実感しにくい部分です。

ちなみに両方ともロンドンにあり、両スタジアムの距離は12マイル(約19km)ほどしか離れていません。車で40分ほどの距離です。さっきグーグルマップで調べました。便利な世の中になりましたね。

さあ本題はここから。スパーズファンの皆様にはおわかりのことと思いますが、大きな違いはピッチの大きさです。
レーンの100×67mに対して、ウェンブリーは105×68mとなっています。横に1m広いピッチが105m続いていると思えば思ったより差があることをイメージできるのではないでしょうか。ちなみに国際規格では縦:100〜110m、横:64〜75mと決まっています。他のスタジアムと比較しても、レーンは狭いグラウンドであることがわかります。

去年までのスパーズの戦い方といえばハイプレス・ハイラインと言われるもので、前線から積極的に相手を追い詰めていくそのスタイルは狭いピッチで最大限に生かされていました。ピッチサイズも考えて自分達のスタイルを考えるのはスパーズが初めてでもありません。例えばストークのbet365スタジアムも意図的にサイズを小さくしており、以前のストークといえば体格のいい選手を集め、ロングスローでチャンスを作るという特異なものでした。(当時の名前はブリタニア・スタジアム)

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それがウェンブリーに移ることで、広くなったピッチでは力を発揮できないであろう。というのはファンも含めた大方の考えでした。これまではどんな相手であろうと自分達の信念に基づいて戦っていくんだ!という姿勢の見えるチームでしたが、今年のスパーズは大人です。大人になりました。フォーメーションも3種類か4種類ほどを使い分け、前がかりに行く時と守ってカウンターを狙う時とでバリエーションも増えました。勝ち続けていたスタイルに固執せず、新しいやり方を模索していたポチェッティーノはまたしても成功を収めましたね。

ハイプレススタイルは魅力的ですが、勝ちたければそれだけではダメでした。対策もされてくるし、苦手なチームに当たった時の対応策がなくなります。今やスパーズ対策は難しいものとなっているはずです。それを証拠に今年はどのクラブもスパーズを倒すことができていません。さて明日はそんなウェンブリー・スタジアムでのユヴェントス戦です。ここを乗り切りベスト8の壁に挑戦できるのか。

いざ

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