コラム

移籍市場閉幕まであと5日を数える補強ゼロのトッテナム

投稿日:

ほとんどここでは触れていなかった移籍市場について

スポンサーリンク

補強ゼロは新スタジアムのせいか

8月10日のマンデーナイトゲームによって開幕するイングランド・プレミアリーグ。ヨーロッパ全体の移籍期限は例年通り8月31日ですが、今年からプレミアリーグのみ制度変更がありました。リーグ開幕後の選手の入れ替えはチーム成熟に悪影響だという機運が高まり、シーズン開幕前日が選手獲得の期限になります。今年でいうと8月9日、後5日です。

移籍市場の閉幕というのはつまり各クラブの所属するサッカー協会に選手を新規登録する期限を指すので、9日までに行う必要があるのは加入の申請であり、放出は出て行く先のクラブの所属するサッカー協会のルール次第です。補強可能なのは後5日で放出はまだ一月ほど猶予があることになります。国外のクラブからして見れば、プレミアリーグに選手を奪われても、まだ獲得の可能性はあるわけでこれからますます足元を見られ移籍金が高額に釣り上げられる可能性は高い。ただでさえプレミアのクラブから声がかかるだけで金額は高騰する現状だというのに。

先ほど現状のプレミアリーグの各クラブの現状を確認してまいりましたが、加入+放出で平均しても15人ほどの選手に動きが出ているのが普通です。国外のクラブへの放出はできるのでどちらかといえば加入の数の方が多いようです。人員整理は後でもできる。そんな考えが見えました。さてトッテナムはというと、エンクドゥ、ヤンセン、カーター=ヴィッカース、オノマーのレンタルバック勢のみ名前があり、新規の補強も放出さえもないという異質な状態です。

「補強無しのスパーズは今年はダメ」「スタジアム建設に金を持って行かれてる」などという記事をたびたび目にしますが、どちらも的を得ているとは思いません。

僕たちからすると、市場閉幕ギリギリまで派手な動きがないなんてことはいつものこと。いいか悪いかは別のお話ですが、これまでの動きは例年通りなのです。今年は昨シーズン終了後にポチェッティーノが「プレシーズン開始までに補強は完了させたい」だの「大きく動くことになる」だの言ったせいで期待値ばかり高まりましたが、いつも通りの夏になった、というだけのことです。

それからスタジアムの件ですが、なにも昨季終了後にいきなり決まったわけではない。何年も前から計画を立て、ヨーロッパサッカー界でも著名な敏腕会長となったダニエル・レヴィがGOを出した案件です。スタジアムは立てますがチームは弱体化しますなどという本末転倒なプランなはずはない。もともとスパーズは他のクラブほど金を使うクラブではないし、これまでの選手獲得金のクラブ記録はダビンソン・サンチェス獲得時の4200万ユーロです。いつも通りうまくやってくれるでしょう。

スポンサーリンク

開幕後しばらくが不安なのは確か

補強が遅いのはいつも通り、無策なわけではない。と思いつつも、今年はもっと早く動くべきだったという意見は正しいです。もちろん想定外だったであろうことは考慮してあげたいところですが、ワールドカップベスト4にあれだけ選手が勝ち残ってくれたおかげで、9人の主力が未だ合流できていません。プレシーズンマッチでは早期敗退の3人とワールドカップ不参加組、そしてアカデミーの若手たちが中心でした。最後のミラン戦など、いわば2.5軍くらいのメンバーです。

ワールドカップメンバーが戻ってくるのは6日の月曜日だそうです。ポチェッティーノも11日の開幕戦で無理をさせるつもりはないと明言しています。休み中にコンディションを整えてきた選手は出る可能性がありますが、しっかり休養に当ててきた選手はまずはフィットネスから。だからこそ戦力の底上げができる選手の獲得は必須だった。仮に今日獲得の発表があったとしてもわずが1週間後の試合にスタメン出場しているとは思えません。

チームに合流していてもウィンクス、ワニャマなんかは怪我でアメリカに帯同できていませんでしたし、シソコも怪我で離脱しました。来週にはどうなっているかわからないけど、ベンチ入りする18人がどうなるか、本格的に未知数になってきました。

ICCの起用法から読み解くと、既存メンバーでの成熟よりも新戦力の発掘に力を入れていた模様です。中でもアカデミーからエイモス、スキップ、マーシュ、ジョルジュ、ヨーマと言った選手が出場時間をもらい、昨年戦力外だったウォーカー=ピータースやエンクドゥもいいプレーを見せました。特にボランチの層が薄く、ルーク・エイモスの開幕スタメンの可能性は非常に高くなってきたと言えます。もしかすると開幕戦で起用できるボランチの選手はエイモスだけなんじゃないかということもありえます。そうなればスキップもベンチ入りですね。

いずれにせよ、今から獲得した選手が8月シーズンで大きな助けになることは期待しづらい。そうなるならまたクラブレコードを更新するような力を持った選手になるでしょう。そんな噂はほとんどないようですが・・・
さすがにこのまま閉幕を迎えるとは思わないので気長に待つとします。放出はおそらくギリギリの補強を終えたのち。国内のクラブに実力者を放出しないための作戦なのでしょう。

スポンサーリンク

-------------------------------------------------------------
ブログランキングに参加しております!
よろしければ応援のクリックをお願いします!

プレミアリーグランキング


にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
にほんブログ村
-------------------------------------------------------------

-コラム

執筆者:


コメントを残す

関連記事

no image

リーグトップクラスの攻撃陣は諸刃の剣なのか

2位に終わった昨シーズンですが、攻撃陣は好調でなんとリーグ最多得点チームになりました。 リーグでは合計86得点でしたが、今回はそんな攻撃陣に関する懸念点を挙げてみます。 スポンサーリンク 総得点の80 …

no image

2018-2019シーズン あたるはずのないプレミアリーグ順位予想 20位〜11位

今年も開幕前の予想をお届けします。 プレシーズン最後のエンターテイメントとしてお楽しみください。 まずは20位から11位まで ※選手の移籍情報は2018年8月5日時点のものです。 スポンサーリンク C …

no image

2017-2018シーズン あたるはずのないプレミアリーグ順位予想 10位〜1位

間もなく開幕を迎えるイングランド・プレミアリーグ ギリギリになりましたが、今シーズンの順位予想です。 10位から1位までです!果たして優勝予想はどうなったでしょうか! 2017-2018シーズン あた …

no image

大混戦の残留争いは4位争いにも影響を及ぼす その2

リーグ戦は残り試合9試合です。 前回の記事の続きですが、2試合挟んだので少し順位が変わってしまいました。それも踏まえてこの先の戦いに注目します。 スポンサーリンク 8チームによる降格争いか まず、最下 …

no image

白黒はっきりさせていこうぜ!

控えめに行ってパッとしないシーズンとなってしまっている2018-2019シーズン それでも首位と2ポイント差の5位につけています。 今季の特徴として引き分けがまだない。 スポンサーリンク 過去2年は8 …

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。