最後の補強はフェルナンド・ジョレンテ

主に守備陣の獲得に注力していたトッテナムですが、最後の補強は元スペイン代表のベテランストライカー、フェルナンド・ジョレンテになりました。

契約は2019年までの2年間で移籍金は1500万ポンド(約21億4000万円)です。
ジョレンテにはチェルシーも興味を示していましたが、最終的にはスパーズへの移籍が決まりました。

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プロフィール

背番号:18
ポジション:FW
名前:フェルナンド・ジョレンテ
英名:Fernando Llorente Torres
誕生日:1985/02/26
国籍:スペイン
身長:195
前所属:スウォンジー・シティ/イングランド

これまで最も長く在籍していたクラブはスペインのアスレティック・ビルバオで、1996年に11歳の時に入団してから2013年まで所属していました。
そこからはユヴェントス、セビージャ、スウォンジーと渡り歩き今年からトッテナムの選手となります。
背番号は18、これはデフォーからケインへ繋がれてきた番号でストライカーとしてはとても縁起のいい番号になりました。
昨シーズンは15位に終わったスウォンジーでギルフィ・シグルズソンと共に奮闘し、リーグ戦ではチームトップの33試合15ゴールを挙げています。
ユヴェントス、セビージャ時代は完全な中心選手とはなりえなかったようですが、セリエAとヨーロッパリーグでの優勝も経験しています。

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経験値は必ずチームの成長につながる

32歳と言う年齢はサッカー選手においてはベテランの領域の入り口となる年齢です。
ことスパーズにおいてはベテラン選手というのは貴重な存在で、ジョレンテはキーパーのフォルムについで2番目の年長者ということになります。

同じフォワードではヤンセンがプレミアで結果を残せずに苦しんでいます。
良き見本となり、成長に一役買ってくれるはず。
本人は「32だがまだまだ学べるはず、ハリー・ケインやポチェッティーノ監督から多くを学んでいきたいと思っているよ」とコメントしており、謙虚な姿勢も遠い日本のファンからすれば好印象なポイントですね。

おそらくヤンセンと共に2番手、3番手を争うことになりますが、ジョレンテには明確に高さという武器があります。
これは現在のスパーズにはないもので、先日のバーンリー戦の時のようにアルデルヴァイレルトを前線に上げてパワープレーに出るという時の新しい選択肢になります。
もちろんこれまでのチームとスパーズでの戦術の違いは勉強していく必要はありますが、すでにプレミアでの経験があり、しっかりゴールも奪えている選手の加入は非常に心強いです。

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