ヤンセンとの時間は終わってしまった。

プレミアリーグとチャンピオンズリーグの登録メンバーが発表されました。

そしてそこにフィンセント・ヤンセンの名前はなかった。今日はそのお話

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明確に戦力外通告

フィンセント・ヤンセン、2015-2016シーズンにオランダリーグで得点王を獲得し、ケインの負担軽減役としてこの上ない実績を持ってスパーズに加入しました。が、初年度は全くと言っていいほど活躍できず。プレミアリーグではわずか2点、流れからのゴールは4月ごろに決めたものが唯一の得点でした。

まだ若いので2年目に期待されるかと思いきや、ベテランのジョレンテが入ったことでフェネルバフチェにレンタルされることになります。そこからは追いきれていませんが、数字だけ見ると16試合出場で4ゴール。怪我が多かったのか、実力の問題なのか。いずれにせよ寂しい数字です。オランダでは一年間に27ゴール挙げた男が、イングランドとトルコの2年間でわずか6ゴールです。

今年の夏にはスパーズに戻ってきて、放出の噂も聞かなかったことで、ジョレンテとともに2番手争いに臨むのだと思っていました。ところがチャンピオンズリーグの選手リストにはヤンセンの名前はありません。ちなみにファン・フォイスとジョルジュ・ケヴィン=エンクドゥもリストからは外れています。この2人はリーグ戦でもベンチ入りしていません。極め付けはプレミアリーグの登録メンバーで、こちらは登録枠が余っているにもかかわらず、ヤンセンは登録されませんでした。

プレシーズンで出番がない時にも怪我をしていたわけではないらしく、ここまで冷遇されるということは練習態度なんかでポチェッティーノの反感を買ったとしか考えられません。試合で見るときは上手くいっていない時でも必死さが見えていてなんか応援したくなる雰囲気を持った選手でした。一時は沈みゆくオランダ代表の救世主になりうるとされていた逸材だったのに、大きな壁にぶち当たってしまいました。

いずれにせよ、スパーズで冬の登録期間までは出場機会が与えられる可能性はなくなりました。この扱いではよほど見返す何かがあるかストライカー勢が大不振に陥らない限りは、登録に戻ることはないでしょう。おそらく次にニュースになる時は移籍の時です。これもまた厳しいプロの世界。出場機会を得られるクラブを探して、また返り咲いてほしいものです。

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