[CL]第1節 トッテナム・ホットスパー vs ボルシア・ドルトムント

2017-2018 UEFAチャンピオンズリーグ グループステージ第1節

Tottenham Hotspur 3 – 1 Borussia Dortmund

Stadium:ウェンブリー・スタジアム

得点
4分 :ソン・フンミン(spurs)
11分:アンドレイ・ヤルモレンコ(Dortmund)
15分:ハリー・ケイン(spurs)
60分:ハリー・ケイン(spurs)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、オーリエ、アルデルヴァイレルト、サンチェス、フェルトンゲン、デイビス、エリクセン、ダイアー 、デンベレ、ソン(82’シソコ)、ケイン(87’ジョレンテ)
sub:フォルム、フォイス、ウォーカー=ピータース、トリッピアー、ウィンクス

ボルシア・ドルトムント
ビュルキ、トプラク(80’ザガドゥ)、ピシュチュク、パパスタソプーロス、トリャン、ダウド(72’カストロ)、シャヒン、香川(66’ゲッツェ)、ヤルモレンコ、プリシッチ、オーバメヤン
sub:、ヴァイデンフェラー、スポティッチ、フィリップ、イサク

ウェンブリーでの通算成績:3勝2分8敗

グループHにおいて直接のライバルになるであろうドルトムントとの対戦でした。
ソン、ケインのゴールで快勝です。

例のごとくプレミア以外は観る環境がないのでハイライトから感想をどうぞ

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カウンター戦術に切り替え

ポチェッティーノ体制になって4年目ですが、珍しく戦術を変更してきたようです。
各記事を読むに今日は3-4-2-1ではなく5-4-1のような布陣で引いてからのカウンターで応戦していたとのこと。
基本的には前線から追いかけ、奪ってからしっかりボールをキープし崩しに行くというのがスタイルで、ショートカウンターは決めることがありますがポゼッション志向でやってきたはずです。
いや、珍しくなんて言いましたが、記憶にはありません。どんな相手にも同じスタイルで挑んできていたこの4年でした。

ちょっと前に攻撃に多様性をみたいな記事を書きましたが、僕もポゼッションが当たり前だと思っていたので意外でした。
結果が出たから言えることかもしれませんが、ものすごくポジティブなことだと思っています。
どんな相手にも自分のスタイルで勝ち続けられるのは数年前のバルセロナとスペイン代表くらいなもの
良いサッカーはするけど、戦術の引き出しは少ないチームではレベルの高いチームには簡単に攻略されてしまいます。
ポゼッションを基本にしながら今は2つのフォーメションで戦ってきましたけど、引いてからのカウンターがレパートリーに加わればこれからの相手は準備するのが難しくなることでしょう。

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前線の破壊力はヨーロッパでも通用する

アリが出場停止で不在のため、前線の構成が気になっていましたが、ソン・フンミンが入ることになりました。
サイドバックも引き気味の位置を取り、おおよそ5バックのような陣形で臨みます。
この試合でようやくスパーズデビューのセルジュ・オーリエが右サイドバックに抜擢されました。
ハイライトにはあまり登場してこないのでわかりませんが、なかなか良かったみたいですね。早くプレミアでも。
センターはエヴァートン戦と同じ3枚です。信頼されてますねダビンソン・サンチェス

まずは前半4分、ディフェンスのクリアをソンがヘディングで落とし、エリクセンがシンプルにケインに預けると、すぐさま反転してソンへのスルーパス!これをソンが持ち込み、中に入ってきた味方をおとりにニアに強烈に蹴りこみ先制!
ソンの起用で期待されていたであろうプレイを早々に見せてくれました。ソンは前のチームから直近のドルトムント戦で9戦7発だそうです。恐るべき決定力です。

前線の3枚だけで点を取ってしまったようにも見えますし、まあ実際そうなんですが、このシーン注目したいポイントがございます。
一気にソンが持ち込んでそのまま決めてしまったのですが、シュートした瞬間にペナルティエリアにはしっかり4人が飛び込んできていました。エリクセン、ケイン、デイビス、オーリエ
自陣から始まったカウンターにこれだけの人数が上がっていけることはそうありません。
評価されるべき部分でしょう。

ドルトムントの同点ゴールはちょっとスーパーすぎました。
あれはロリスにはノーチャンス
デンベレが付ききれていないといえばその通りですが良いシュートでした。
あと香川のアシストで騒がれていますが、あれはパスミスでしょ
それからオーバメヤンのゴールが取り消されたシーンはオンサイドでしたね。
ドルトムントにとっては不運でした。そしてスパーズには幸運です。
同点にされていたら流れは違ったかもしれない。

ヤルモレンコのゴールが決まってもすぐに勝ち越せたのはかなり大きい。
左サイドでケインが二人を吹き飛ばすゴリゴリドリブルで抜けると、ソンと同じような形でニアを撃ち抜きました。
ディフェンスのレベルは高くてもパワーはプレミア勢には勝てないのでしょうか(笑)

後半もいい時間に追加点はハリー・ケイン
代表選も含めて13日間で6点目
中央の縦パスからの崩しでしたが、この場面にもチェックポイントを置きたい。
それはベン・デイビスの動き
縦パスを受けてフォワードのような動きをしているのがデイビスです。
直前の攻撃シーンから残っていたのでしょうが、最近デイビスのフリーランニングは攻撃面でとても効果的な働きをしてくれていますね。

最後にロスタイムにフェルトンゲンが2枚目のイエローで退場になったみたいで、次節アポエル・ニコシア戦は出場停止になります。
申し訳ないですが、レアル・マドリー戦でなくてよかった思ってしまいます。
鬼門となっていたウェンブリーでようやくはずみのつく勝利を挙げることができました。
グループステージ突破に向けて大きな前進です。
それでは

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