[PL]第28節 クリスタル・パレス vs トッテナム・ホットスパー

2017-2018 プレミアリーグ 第28節

Crystal Palace 0 – 1 Tottenham Hotspur

Stadium:セルハースト・パーク

得点
88分:ハリー・ケイン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、オーリエ、D・サンチェス、ダイアー、デイビス、ワニャマ、デンベレ(80’ソン)、エリクセン、アリ、ラメラ(66’モウラ)、ケイン
sub:フォルム、フォイス、トリッピアー、ローズ、シソコ

クリスタル・パレス
ヘネシー、アーンホルト、メンサー、トムキンス(85’デラニー)、ビッサカ、リーデヴァルト、ミリボイェヴィッチ、マッカーサー、タウンゼント(87’チョンヨン)、ベンテケ、ソーロート
sub:ヘンリー、スアレ、ラキップ、カービー、ロキロ

相変わらず苦しい展開となるパレス戦

終了間際のケインのヘッダーでなんとか勝利できました。

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中央に偏る攻撃陣

予想に反していくつかスタメンに変更がありました。まず負傷で直前に抜けてしまったフェルトンゲンに変わり、ダイアーとサンチェスのセンターバック。ボランチには久しぶりのスタメンとなるワニャマです。フェルトンゲンとアルデルヴァイレルトが同時に離脱するのはアルデルヴァイレルト加入後初めてのこと。また、左サイドにはラメラが先発です。

パレスは離脱者が多すぎて、聞いたことない選手がちらほらいます。ベンチに至ってはほとんどが初めまして。
そんな状況からなのか、立ち上がり落ち着くまでを除くとスパーズが一方的にボールを握って試合は進みます。パレスは完全に引いて守る形。お互いに大したことのない場面でのパスミス、判断ミス、シュートミスが相次いでなんとも締まらない試合になりました。

うちはというと、デンベレ、エリクセンあたりが控えめで、ミスも多いのであまり効果的には攻めを作れません。ラメラ、アリ、エリクセンと並べると、全体的に中央に寄りがちのポジショニングを取ってしまい、さらに今日は選手間の距離も遠かったのでなかなかテンポよくパスが回らない。ソンかモウラを片方において、ドリブラーとゲームメーカーにしたほうがバランスがいい気がします。そうすれば交代の時もパサーが欲しいのかドリブラーが欲しいのかによってカードを切れる。全体的にもまた見たいとは思えないチョイスです。

意図していたのかはわからないけど、パレスも中央に寄り気味の守備をしてきて、うちのサイドバックは放置状態。高い位置を取ってボールは受けられるのですが、サポートがいないので全然いい形にはなっていませんでした。いつも左ワイドに広がって幅を作ってくれるソンはやはりスタメンでいいですよ。

ところで今日のワーストはオーリエで意義はないでしょうか。散々右サイドでボールを受けるもただ速いだけで精度0%のクロスを放るので、まるで希望を感じられませんでした。ここまで押し込める展開になるのならトリッピアーの方が全然マシ。身体能力の高いウインガーを要する相手にはオーリエであとはトリッピアーにしましょ。そして触れないわけにはいかないのが1試合で3回もファールスローを取られるという珍記録。前からちょいちょいやってるし、すごくくだらない。相手サポーターにも煽られていたし、最後にはケインもボールを渡さずに投げたほどです。ルールを勉強してきなさい。

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ようやく4位に浮上

ちょっと今日は点を取れるイメージの湧かないゲームになってしまいました。そんな中でも得点王がいるというのは心強い。この試合何本目かわからないCKをようやく物にしてくれました。と言っても実際は3、4点分は外してたので帳尻合わせといったところでしょうかね。

2018年の公式戦は未だ無敗です。これはプレミアリーグでトッテナムだけ。抜群の安定感を武器にようやくチェルシーを追い抜いて4位に上がりました。2位ユナイテッドまで勝点4は十分に射程圏内です。直接対決は終わってしまったけど。FAカップやCLは挟むとして、プレミアはハダースフィールド、ボーンマス、ニューカッスルと下位チームの戦いが続きます。だいぶ希望は見えてきた。このうちに引き離してしまいたいですね。

けが人が少ないことはチームにとって朗報ですが、そうなると元気なのにベンチ入りすらできない選手が出てきます。この日はガッサニーガ、ウォーカー=ピータース、ウィンクス、ジョレンテの4人。チームの戦術的にも最近の出来を見ても、外から見れば妥当な選出とはいえ、本人たちにとっては辛い状況です。FAカップというアピールの場は残されていますので、まずはそこで存在感を見せるしかない。チーム一丸となることが間違いなく必要な時期なのでポチェッティーノにはそこらへんもうまくやってほしいなあと思っています。

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