[PL]第4節 ワトフォード vs トッテナム・ホットスパー

2018-2019 プレミアリーグ 第4節

Watford 2 – 1 Tottenham Hotspur

Stadium:ヴィカレージ・ロード

得点
53分:アブドゥラエ・ドゥクレ(OG)(Spurs)
69分:トロイ・ディーニー(Hornets)
76分:クレイグ・キャスカート(Hornets)

トッテナム・ホットスパー
フォルム、アルデルヴァイレルト(81’ジョレンテ)、サンチェス、フェルトンゲン、トリッピアー、エリクセン、デンベレ(86’ウィンクス)、デイビス(89’ローズ)、アリ、モウラ、ケイン
sub:ガッサニーガ、ウォーカー=ピータース、ワニャマ、ダイアー

ワトフォード
フォスター、ヤンマート、キャスカート、カバセレ、ホレバス、ヒューズ(86’チャロパー)、ドゥクレ、キャプエ、ペレイラ(97’マリアッパ)、ディーニー、グレイ(70’サクセス)
sub:ゴメス、マシナ、フェメニア、セマ

厳しい結果に終わりました。
セットプレー2発で逆転負けです。

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対応の遅れが響いてしまった

スリーバック自体は機能していて、先制点を奪うまでは長くスパーズペースでした。ワトフォードはプレスの開始を自陣に入ってすぐのところに設定していたので、自陣で後ろの三人が回している時は時間ができる。そのままでは前の方と距離があるけど、ボランチはデンベレ一人なのでサイドに流しがちになった。しかしそこにはプレッシャーをかけてくるので、やや自由ではなかった。左で作って右のトリッピアーの形は研究されていて、使えなかったものの、アルデルヴァイレルトのロングフィードは冴えていて、中央からの攻撃でチャンスはいくつか作れていた。

ワトフォードはボールを奪ったら左のペレイラと真ん中のグレイの裏のスペースに蹴って勝負してくる。シンプルながら効果的でした。そうやってサイドの深い位置を狙う姿勢が後半のセットプレーを生み出したと言えます。それからキャプエとドゥクレのボランチはかなりいい。特にドゥクレはモウリーニョが好きそうなタイプだなあと思いながら見ていました。

開幕から3試合は試合中に流れを変える戦術の柔軟性を褒めて来ましたが、今日はそれがなかった。先行してからワトフォードに押し込まれるようになり、それを跳ね返すことができなかった。前のめりになっている時はいいけれど、相手にペースを握られている時にワンボランチだと中盤でボールを運ぶことができない。だから早めに前に預けることになってまた奪われてしまうの繰り返しです。スリーバックは悪くないけど、フルハム戦みたいに途中でダブルボランチに切り替えるべきでした。三人もボランチの選手がベンチにいたのにもったいない。

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攻撃の駒がなかった

ソンとラメラがいないので、純粋に攻撃のカードはジョレンテだけ。ケインとモウラいると使いどころは確かに難しいですね。せっかくジョレンテを入れてもサイドに流れて受ける役目にするのは違うんじゃないかなあ。

ウィンクスはとても良かったですね。気合いが入っていたのがプレーから滲み出ていたよ。ボールをさばいてはまた受けに回って流れを作っていたし、ドリブルで持ち上がるシーンもあった。久しぶりにらしいプレーが見られました。今年は定着でなくレギュラーになってもらわなきゃいけない年だ。

最後に投入されたのはローズです。さすがに時間がなさすぎて彼のプレーの良し悪しを語るのは酷です。デイビスは味方とうまく連動しながら攻撃に関わるタイプでローズは単独で仕掛けていきたいタイプです。今日のデイビスは物足りなかったけど、左のサポートに回っていたアリのプレーも中途半端なものが多かったのでデイビスだけの責任ではないでしょう。ただ、突破力を求めてローズを入れるならもっと早くしないとダメです。

まあ今日はスパーズが悪すぎたというよりはワトフォードが良かった試合ではないでしょうか。絶好調の時に当たったのは不運だった。大事なのはこれを引きづらないことです。次はリヴァプール。連敗はこんな序盤に見たくありません

2018-2019シーズン 試合結果一覧

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