試合結果

[CL]ラウンド8 2nd マンチェスター・シティ vs トッテナム・ホットスパー

投稿日:2019年4月19日 更新日:

2018-2019 UEFAチャンピオンズリーグ ラウンド8 セカンドレグ

Manchester City 4 – 3 Tottenham Hotspur

Stadium:シティ・オブ・マンチェスター

得点
 4分:ラヒーム・スターリング(City)
 7分:ソン・フンミン(Spurs)
10分:ソン・フンミン(Spurs)
11分:ベルナウド・シウバ(City)
21分:ラヒーム・スターリング(City)
59分:セルヒオ・アグエロ(City)
73分:フェルナンド・ジョレンテ(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、トリッピアー、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン、ローズ(91’サンチェス)、エリクセン、シソコ(41’ジョレンテ)、アリ、ワニャマ、モウラ(82’デイビス)、ソン
sub:ガッサニーガ、フォイス、スキップ、ラメラ

マンチェスター・シティ
エデルソン、ウォーカー、コンパニ、ラポルテ、メンディ(84’サネ)、デ=ブライネ、ギュンドアン、シルバ(63’フェルナンジーニョ)、シウバ、アグエロ、スターリング
sub:ムリッチ、ストーンズ、オタメンディ、マフレズ、ジェズス

トッテナムが歴史を変えた。
チャンピオンズリーグの歴史に残る激闘でした。

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壮絶な乱打戦

アウェーで0-1で敗れたチームがセカンドレグで勝ち上がる確率はおよそ30%だそうです。そんな記録は何処へやら。世界中のサッカーファンはシティの勝ち上がりを予想していた。僕だって最後のホイッスルがなる瞬間まで、いつか逆転されると思っていた。何度もうダメだと思ったことか。開始早々の失点。シソコの負傷。アグエロの勝ち越し弾。後半アディショナルタイムのスターリング・・・。

攻撃的に行くとの宣言通り、立ち上がりは4-3-1-2から。ファーストレグほど前からはいかないけど、引きすぎるわけではない。いつでもカウンターを繰り出せるようにと選んだ布陣ですが、またしても裏目に出ます。スパーズが一度も落ち着いてボールに触れられないまま、電光石火の先制点はスターリング。

ここでまず最初にもうダメだと思った。大量失点も覚悟した。無様に散ってしまうのだと。暗い気分を吹き飛ばしたのはまたしてもソン・フンミン。わずか3分で2ゴール。たった2つのチャンスを確実に沈めて絶望の淵からチームを救って見せた。この男こそスパーズのエース。本当に大舞台に強い。強すぎるぞ。

これで3ゴールは必要になったシティですが、打ち合いなら覚悟の上。一切ひるむことなくすぐさま同点に戻すと、21分には再びスターリングが決めて合計スコアをイーブンに戻しました。今日特に凄かったのはデ=ブライネ。前を向いてボールを持った時はなんでも出来てしまう怖さが常にあった。結果的に3アシストまで記録してきた。なぜファーストレグで使われなかったのか。

トッテナムは最初の失点後すぐに、モウラを右に置く4-2-3-1に変更していました。20分過ぎからは、このまま打ち合うよりも試合を落ち着かせることを選択し、ソンを左、アリを真ん中、エリクセンを右に置く形にまた変えました。ようやくディフェンスがハマるようになり、得点ラッシュも一旦ストップ。そろそろ流れが来るかというところで今度はシソコが負傷しました。ベンチにいたボランチの選手は18歳のオリバー・スキップのみ。この大舞台で出すわけにもいかず、スリーバックが有力かと思われる中、まさかのジョレンテを選択しました。これはポチェッティーノからの明確なメッセージ。引いては行けないぞ、と。

シソコはデ=ブライネと接触した段階で、本人的には無理だとわかっていたはずなのに、2度もピッチに戻りました。その間も替えてくれとベンチにアピールをしながらも、決死の覚悟でスペースを埋めていた。あれは気持ちで続けようとしたわけではなく、交代選手を選ぶまでの、指示をしっかり伝えさせるまでの時間稼ぎです。あの献身性には胸を打たれました。意味のある時間だったよ。

前半はこのまま終了。勝ち上がりの条件を満たしているのはスパーズの方なのに、そんな気はまるでしませんでした。

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劇的な幕切れはVAR

後半も戦い方は変わらないものの、ジョレンテ、モウラで形成される前線ではファーストディフェンスがかからないのでずるずると下がってしまった。ソンとローズが立て続けにイエローをもらったことで、左サイドの守備が危なくなり、ソンを右サイドに変更します。そのポジションチェンジの隙を突かれてアグエロに勝ち越しゴールを決められました。デ=ブライネのドリブルが秀逸でしたが、あっさりとかわされたのは本来フィルタ役のワニャマです。スターリングの2点目に繋がったフリーキックのクイックリスタートですが、あのファールを冒したのもウォーカーにあっさりとかわされたワニャマでした。ほとんど試合に出ていなかったからよくやったほうかもしれないけどね。

2試合通じて初めてシティが勝ち抜けの条件を満たし、ここからスパーズに得点を奪う力があるとは思っても見なかった。前に出る意思は見せたけど、あまりうまく起点が作れず、ヒヤヒヤする奪われ方も多かった。こんな時はセットプレー。攻めあぐねる中、長い距離を走ってソンがコーナーキックを獲得します。それをジョレンテが腰に当てる泥臭い突進でなんと再び勝ち越しです。シティが上回っていたのは180分中僅かに14分だけ。この1ゴールだけでもケインの控えを覚悟して来てくれたジョレンテを獲得した価値があった。冬に移籍を望みながら残ってくれた意味があった。

そこからはもうどうやって守りきるかという戦いになりました。特に最後の10分間は完全なるサンドバック状態で、ジョレンテまでも最終ラインに吸収されてボールを跳ね返し続ける苦しい展開に。この試合最大のハイライトは93分に生まれました。スパーズの誇る精密機械、クリスティアン・エリクセンがまさかのパスミスをシウバに当ててしまい、こぼれ球をアグエロに拾われて最後はスターリング。トッテナムの選手も、ファンも、スタッフも膝から崩れ落ちる劇的なゴールに最後の絶望を見ました。が、レフェリーだけが冷静にVARのジェスチャーと共に左手をまっすぐにあげた。オフサイドです。そう、このゴールはオフサイドだった!

して、試合は終了のホイッスル。天国と地獄が両方のファンに代わる代わる訪れる劇的な幕切れでした。当分先まで語り継がれることになるであろう激闘でした。笛がなった直後にいつもは冷静なポチェッティーノがスタッフと肩を組んで我を忘れて叫んでいたのは個人的に一番感動したシーンでした。

ついに、ついにやりました!越えられなかったラウンド8の壁を超えて、ベスト4に到達した!次はアヤックスとの対戦が決まっている。先のことを考えてしまう自分もいるけど、今はこの気持ちに浸っていたい。よくやった。本当に良くやったよ!

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