ジャック・クラークの獲得を発表

2019年7月2日、トッテナム・ホットスパーはリーズ・ユナイテッドより、ジャック・クラークの獲得を発表いたしました。

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実に517日ぶりの補強

ジャック・クラーク

英名:Jack Clarke
ポジション:WG
年齢:18
国籍:イングランド
所属元:リーズ・ユナイテッド

リーズで温められていた若手イングランド人が2018年冬にルーカス・モウラを獲得して以来、実に517日ぶりの選手補強になりました。なんらかの処分が下っていたわけでもないのにこれだけの期間、一切補強を行わないクラブは近年ありませんね。ようやくトッテナムも動き出した。選手獲得の報道を今か今かと待っていたファンたち待望の新加入です。レヴィにしてはこれでも早い方ですけど。

2019-2020シーズンは獲得元のリーズにレンタルされることも同時に発表されています。まだプレミア上位のチームとして即戦力になりうる実績はないということ。18歳といえばオリバー・スキップと同い年です。あと一年はチャンピオンシップで試合に出て、経験を積んできてもらいましょう。スパーズではアリも獲得してからの半年は古巣へのレンタルという形でした。彼の場合はそのレンタル終了後にいきなりスパーズでも定位置を掴みましたが、あれはなかなか稀な例だと思いますので、数年後に花開けば良いくらいの気持ちで待っていましょう。

移籍金はまだ出ている記事を見かけていませんが、事前の報道によると1000万ポンド(13.5億円)ほどになっていると思われます。もうこれが高いのか安いのかわかりません。ちなみに2013年にトッテナムにやってきた当時21歳のクリスティアン・エリクセンと2016年に即戦力としてやってきたビクター・ワニャマの移籍金が1100万ポンドと言われています。参考までに。

この前も書きましたが、クラークは右サイドを主戦場とするウイングの選手のようです。右利きの右サイドで積極的にドリブルを仕掛けていくタイプ。身長は181cmで大体ソンと同じくらいですね。ソンは183cmです。

現在スパーズに所属している選手でウイングに適性があるのはソンとモウラ。この2人はサイドの選手としてやっていくうちにいつの間にかセンターフォワードとしてプレーする機会が増えてきています。それはそれで良いことですが、クラークはサイドアタッカーとしてリーズで育ってきてほしい。それから幅を広げて色々できるようになるのは歓迎するので、まずはスパーズに減ってきている純サイドアタッカーになってくれ。

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