[PL]第23節 トッテナム・ホットスパー vs エヴァートン

2017-2018 プレミアリーグ 第23節

Tottenham Hotspur 4 – 0 Everton

Stadium:ウェンブリー・スタジアム

得点
26分:ソン・フンミン(Spurs)
47分:ハリー・ケイン(Spurs)
59分:ハリー・ケイン(Spurs)
81分:クリスティアン・エリクセン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、オーリエ、サンチェス、フェルトンゲン、デイビス、ダイアー(74’ワニャマ)、デンベレ(82’シソコ)、エリクセン(87’ラメラ)、アリ、ソン、ケイン
sub:フォルム、トリッピアー、ウォーカー=ピータース、ジョレンテ

エヴァートン
ピックフォード、ケニー、ジャギエルカ、ホルゲイト、マルティナ、ボラシー(57’レノン)、マッカーシー(72’シュナイデルラン)、ルーニー、ゲイエ、シグルズソン、トスン(62’キャルバート=ルーウィン)
sub:ロブレス、ウィリアムズ、ニアッセ、ルックマン

非常に調子は良いようです。
今季エヴァートン戦は2戦合計で7-0となりました。

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目に見えるコンディションの良さ

久しぶりの週一ペースのゲーム間隔ということで、普段は3、4日おきに試合をしているトッテナムの選手たちもしっかり休息をとれていました。立ち上がりから、プレー強度が高くよく走り、よく戦えていた。序盤目立っていたのはムサ・デンベレ。相変わらずのフィジカルコンタクトの強さを存分に活かし中盤でリズムを生み、効果的な縦パスで攻撃のスイッチを入れていました。前にいくばかりではなく、主に低めでバランスをとりながら、攻撃の停滞期を見て動いていました。

それから圧巻だったのはソン・フンミンです。ボールを持ったらどんどん仕掛けていくし、それが高確率でチャンスにつながっていました。今日も1ゴール1アシスト。これで直近10試合で8ゴール7アシストと大車輪の活躍。なぜこれだけの活躍をしているのにあまり話題にならないのか不思議なほど。隣のケインも凄まじいといえど、日本に比べれば見る側の目も肥えていると思うのでもっと取り上げられるべき人です。

エヴァートンはというと、能力値の高さは見えるのにあまり怖いと思う場面はなし。9月9日の対戦よりははるかに良くなってきてはいましたが、格下には勝てるが上位陣に一泡ふかせるようなスタイルには見えませんでした。懸念の得点力不足解消のため加入したトスンは早速スタメンで起用され、加入後数日しか経っていないことを考慮してもなかなかの存在感を披露。ボールを受けるのもうまく良く収まる。前線からの厳しい守備もアピールポイントになったはず。得点を取れないと評価には繋がらないと思いますが、この試合を見るに救世主になりうる可能性は大きいかと。

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サイドバックの組み合わせ

今日はオーリエとデイビスの二人。明確に意図のあるポジショニングを取っていました。中盤の選手が中央によりがちになる右サイドの攻撃をオーリエに任せるため、右センターバックのサンチェスとボランチのダイアーがやや右寄りにポジションを取り、オーリエの後ろをケアし、逆サイドのデイビスはほとんど上がらずにいました。デイビスも攻撃はうまくなってきたとは思うけど、オーリエやローズに比べるとまだまだ。

これまでは両サイドバックは誰が出ても高い位置を取り攻撃参加するのが仕事でしたが、今回のように特徴を見て動きを決めるのはチームとしての成長です。初めから片方のサイドの裏のケアを意識すれば良いだけになるので守備陣も守りやすいと思われます。かといってオーリエが守備をサボっているということはなく、必要な時はちゃんと下がっていました。役割がはっきりしたこともこの日のオーリエの活躍の一因かもしれません。

まだローテーションで行くのなら、ローズは怪我しているようなので次はトリッピアーとデイビス。どちらも高い位置で勝負するタイプの選手ではないでどのような戦い方をしていくのか注目しておきたいと思います。

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