[FA]五回戦 ロッチデール vs トッテナム・ホットスパー

2017-2018 FAカップ 五回戦

Rochdale 2 – 2 Tottenham Hotspur

Stadium:クラウン・オイル・アリーナ

得点
45分:イアン・ヘンダーソン(Dale)
59分:ルーカス・モウラ(Spurs)
88分:ハリー・ケイン(Spurs)
93分:スティーブ・デイビス(Dale)

トッテナム・ホットスパー
フォルム、トリッピアー、フォイス、アルデルヴァイレルト、ローズ、シソコ、ワニャマ、ウィンクス(62’ラメラ)、モウラ(71’アリ)、ジョレンテ(76’ケイン)、ソン
sub:ガッサニーガ、サンチェス、ウォーカー=ピータース、ダイアー

ロッチデール
リリス、マクガーイ、ディレイニー、キッチング、ラフェルティ(81’ラスボーン)、マクナルティ(89’インマン)、キャンプス、ドーン、キャノン、ヘンダーソン、ハンフリーズ(75’デイビス)
sub:ムーア、エントレ、トンプソン、アッズヘッド

再びやらかしました。
反省、改善一切なし。
ポジティブな要素あれど、結果は恥ずかしいものです。

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よかった選手、悪かった選手

今日も直前のチャンピオンズリーグからスタメン総入れ替えとなりました。ルーカス・モウラはスパーズ初スタメンです。右からモウラ、ジョレンテ、ソンのスリートップ、中盤はアンカーにワニャマを置いてインサイドハーフにシソコとウィンクスの配置。この配置が悪かったのかなんなのか、立ち上がりから全くチームとして成り立っていない。前線の三人は各々自分がやりやすいようにポジショニングするだけで、全くボールが収まりません。およそ3部と1部の試合ではない。

ロッチデールは4-4-2のフォーメーションでツートップがうちのセンターバックにどんどんプレスをかける積極的な戦術で挑んできました。そしてマイボールにするや後ろから勇気を持って攻め上がってきてまっすぐにゴールを狙ってくる。「俺たちに失うものなんてないんだ!」そんな姿勢が見えました。そしてその覚悟は本当に怖い。シュートミスに救われただけの決定的なシーンがいくつもありました。負けていても全くおかしくないゲームでした。

スパーズ勢で初めから安定していたのはトリッピアーとモウラくらい。モウラ関しては初スタメンにもかかわらずキレのあるドリブルを見せてくれました。距離感が悪すぎてだし先がなかったのかもしれませんが、仕掛けた時の勝率はかなりのものだったと思います。少なくともスーパーサブとして起用できるだけの目処は立ちました。早くも得点という結果も残したし、この先貴重なオプションになってくるでしょう。

逆にローズ、ウィンクス、ジョレンテあたりは試合に入ってくるのが遅すぎる。ローズは後半はかなり良かったけど、前半は非常に希薄な存在感。ウィンクスもダブルボランチに切り替えるまではほとんど目立たず。もともとボールに触ってなんぼの選手なんだから積極的に受けに行かないと。失点もウィンクスの安易なドリブルからでした。動いてはたいていい時間もあったけど、これでは途中交代で正解な出来。プレミアでの出番はまた一時ないかもね。ジョレンテは決まりごとなのかもしれないけど行動範囲が狭すぎる。チームがうまくいっていない時はまず動き出して引き出せるようになってくれればと思います。それでもボールが入れば上手にポストプレーしてたけど、絶対ワンツーだろうなっていうのが見え見えであまり怖い存在ではなかった。結構な決定機も外してたし、苦しいシーズンです。

そういえば初めて見たけど、フォイスって思ってたより悪くはないですね。一対一も冷静に動きを見て止めてたし、何より足元結構ある。ドリブルで持ち上がっていける選手なんだ。相手のレベルもレベルなんでよかったからすぐプレミアへ。とはならないけど、この試合に関して言えばアルデルヴァイレルトより安定してたのでは・・?

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けが人が少ないことが救い

再試合は28日の水曜日になりそうです。クリスタル・パレスとハダースフィールド戦の間に組み込まれます。その翌週にはチャンピオンズリーグもありますが、超過密というほどの日程ではない。今は運良く負傷者もいないので選手層が薄いと言われていたスパーズでも丸々2チーム作れるだけのメンバーが揃っています。となると出場機会も与えられるカップ戦が増えるのはそんなに悪いことではないかもしれません。もちろんここからも離脱者が出ないことが前提で。

コンディション維持のためにはやはり実戦が必要です。アルデルヴァイレルト、ローズ、ワニャマといった怪我から戻って本調子に慣れていない勢がもっとスタメン争いを面白くしてくれなきゃいけない。ワニャマはなれないワンボランチで試行錯誤してた風だったけど、それにしてもボールコントロールが乱れているのは気になりました。

試合の流れを見て4-3-3にしたり、4-4-2にしたりまた戻したりと修正しようとする姿勢は良かったんじゃないでしょうか。実際、最初全くうまくいってなかったのが、形を変えてからは改善していた。勝てればもちろん良かったけれど、メンバーは大きくいじっているし、すごく悲観することはないと思っています。切り替えてプレミアに集中しましょう。

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