[PL]第29節 トッテナム・ホットスパー vs ハダースフィールド・タウン

2017-2018 プレミアリーグ 第29節

Tottenham Hotspur 2 – 0 Huddersfield Town

Stadium:ウェンブリー・スタジアム

得点
27分:ソン・フンミン(Spurs)
54分:ソン・フンミン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、オーリエ、D・サンチェス、フェルトンゲン、デイビス、ダイアー、デンベレ(77’シソコ)、エリクセン、アリ(83’モウラ)、ソン(70’ラメラ)、ケイン
sub:フォルム、トリッピアー、ローズ、ワニャマ

ハダースフィールド・タウン
レッスル、ハデルギョナイ、ヨルゲンセン、シンドラー、コンゴロ、クヴァナー(33’インス)、ウィリアムズ、プリチャード(45’ビリング)、ホッグ(83’デポワトレ)、パラ、スティーブ
sub:グリーン、スミス、マローン、レヴェ

スタメンに復帰したソンの2ゴールで危なげなく快勝です。

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ハダースフィールドの自滅

お互いに布陣は4-2-3-1です。ここのところスタメンだったラメラに変わり左サイドにはソン・フンミンが戻りました。そしてこの試合をモノにしたのもソンの2ゴールでした。

開始からスパーズは左サイドを中心に攻め込みます。しばらくベンチスタートだった鬱憤を晴らすかのようにとにかくソンはキレキレで同サイドのクヴァナーをわずか33分でベンチに追いやりました。ソンの他にもデイビスやアリが絡んでいき、左サイドは完全に制圧していました。

ハダースフィールドは前回対戦時も書いたのですが、戦い方がよろしくない。昇格組のチームに対して明らかにスパーズは格上なのに、特に対策を打ってるようには見えません。前線の4人は前から奪いにいきたい。後ろの4人は怖いから引いて守りたい。おかげでボランチの2人ではカバーできないくらいのスペースができ、うちの2列目が自由にプレーできるようになっていました。プレミアでは最下位のチームでさえ戦略的な戦い方をするものだし、ある程度の意思統一は当たり前です。なんなら先日のロッチデールの方がそういう意味ではまとまっていたものです。

不運だったのはプリチャードの負傷により、前半のうちに2枚のカードを切ってしまったこと。小柄ですが、かなりうまい選手ですね。もっと見ていたかったのでこちらとしても残念でした。クヴァナーは交代時にかなり怒っていてそのままロッカールームに引き上げていたので、戦略的な交代だと思います。ならばあの時点で足を痛めてる風だったプリチャードの状態を見極めてから動くべきだった。自ら後半への展開を難しくしてしまったのです。

ソンの2点目が決まってからはもう試合が動く気配が見られませんでした。まだ2点差だったし、2点差は怖いスコアとよく言われていますが、今日に関してはハダースフィールドの選手たちが諦めてしまったように見えました。特にハードワークして奪いにくるわけでもない。マイボールにしてから前がかりになるでもない。みんな自分のテリトリーにボールが来た時だけアリバイプレーをするだけで、全く覇気を感じませんでした。ファンがかわいそうです。そんな感じで戦うなら降格してしまえばいい。

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切り替えて次はCL

水曜日にはチャンピオンズリーグです。ホームに迎えるはユヴェントス。ファーストレグではイタリアのチームが相手ということでラメラが先発しましたが、今回はどうなるでしょうか。後半から流れを変えるためにドリブラーを、ということであればモウラが計算たつようになってきています。今日の調子を見るとソンは長い時間使っても良いように思えます。ユヴェントスは得点を奪いにくるので、カウンターを見越してもラメラよりソンの方がいいでしょうね。

そういえばジョレンテはやはりベンチ外でした。1試合の活躍ではダメということか。継続して結果を求められていてもおそらくアピールできるのはFAカップしかないというのは厳しい状況です。チームの状態を見るとポチェッティーノの判断は間違っていないように思えるので、ジョレンテもそれを理解しているのかもしれません。元ユヴェントスの選手なのでモチベーションは高かったと思うけど、CLもスタンド観戦かもしれないのは辛いことだね。

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