[PL]第38節 トッテナム・ホットスパー vs レスター・シティ

2017-2018 プレミアリーグ 第38節

Tottenham Hotspur 5 – 4 Leicester City

Stadium:ウェンブリー・スタジアム

得点
 4分:ジェイミー・ヴァーディ(Foxes)
 7分:ハリー・ケイン(Spurs)
16分:リヤド・マフレズ(Foxes)
47分:ケレチ・イヘアナチョ(Foxes)
49分:エリク・ラメラ(Spurs)
53分:クリスティアン・フクス(OG)(Spurs)
60分:エリク・ラメラ(Spurs)
73分:ジェイミー・ヴァーディ(Foxes)
76分:ハリー・ケイン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、ウォーカー=ピータース、アルデルヴァイレルト、ダイアー、ローズ、モウラ(74’アリ)、ワニャマ、エリクセン、シソコ(84’ソン)、ラメラ(78’サンチェス)、ケイン
sub:フォルム、フォイス、デイビス、ジョレンテ

レスター・シティ
ヤクボヴィッチ、シンプソン(56’チョードゥリー)、モーガン、マグワイア、フクス、マフレズ、シウバ、イボーラ、グレイ(71’ジャバテ)、イヘアナチョ(85’バーンズ)、ヴァーディ
sub:ハマー、ベナルアン、ヒューズ、ヌドゥク

最終節はお祭りゲームに。
壮絶な打ち合いを制し、3位でシーズンを終えました!

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終始オープンな試合に

シーズンを通じて見たときに、主力メンバーだったと思えるのはこの試合ではロリス、ダイアー、エリクセン、ケインだけ。ダイアーはセンターバック起用でした。1.5軍というか1.7軍くらいの感じ。スパーズはゆっくり入った印象ですが、レスターが前から来て早々と先制を奪いました。これで試合が面白くなりました。かかるもののない最終節ならではのエンターテイメントゲームになりました。

片方にチャンスがあればもう片方もゴールに迫る派手な試合でした。レスターが守備的に構えなかったことと、スパーズの守備陣が総入れ替えしたことが影響しました。トリッピアーの負傷でやっとチャンスをもらえたウォーカー=ピータースは早々に失点に絡んだかと思えばきっちり2アシストと結果も残しました。プレーの選択を迷うことはあるけれど、ノって来ると持ち前の思い切りの良さが出てきて気持ちのいいプレーを連発してくれました。

というかスペースのあるゲームだったこともあり、全員のびのびとプレーできていましたね。特にローズ、モウラ、ラメラとこれまでいまいちだった選手たちが生き生きとしていました。ローズは今季一番「らしさ」が出ていたんじゃないかな。持ち前の攻撃力はいかんなく発揮されていました。モウラはボールに絡む機会も増えてきて、後はゴールに直結できる回数を増えることだね。ラメラはようやくゴールを決めましたなんと最後にリーグで点を取ったのは昨季の前半だそうです。ただ、在籍も長いしラメラはもう少しやれないと厳しいと思っています。未だにパスの判断が遅くてチャンスを潰してしまうことが多々あって、そろそろコンビネーションを言い訳にはできなくなってきていますよ。

そしてケインも2ゴール。自身初のリーグ戦30ゴール超えを達成しました。自己ベストを叩き出しておきながら、得点王はリヴァプールのサラーのものになりました。なんてレベルの高い争いだったのか。本人は拘っているようだったし悔しいでしょうが、十分です。お疲れさまでした。

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来シーズンを楽しみにワールドカップへ

実質全試合アウェーとも言えるシーズンを見事3位で終えました。昨季までの結果からもっとタイトル争いに加われるシーズンになることを期待する声もありましたが、僕は上々の結果だと思っています。というか開幕前の予想では4位だったのでそれを超えてきました。シーズン総括はまた今度やります。

同時開催の他のゲームでは4つのトピックスを。まずは何と言ってもマンチェスター・シティはプレミアリーグ史上初の勝点100に到達しました。2位のユナイテッドは勝点81。驚異的な記録ですし、リーガのようにこのレベルの争いが当たり前になってくるとスパーズが到達する未来は想像できません(笑)そしてシティに敗れたサウサンプトンがなんとか残留を決め、降格はスウォンジー、ストーク、ウェストブロムとなりました。これが二つ目。

三つ目はマイケル・キャリックの引退を。最終節に先発し後半85分にベンチに退きました。実はキャリックは元スパーズの選手です。と言っても12年も前のことでその頃は僕もまだ応援し始める前のこと。キャリックは常にユナイテッドの中心にいて僕の中ではプレミアリーグといえば、と名前をあげたい選手の一人です。

最後に敵将ベンゲルの退任です。ハダースフィールドとのアウェーゲームにもかかわらず、22年間の在任期間にちなみ、前半22分にはスタジアム総立ちのスタンディングオベーションで拍手が行われました。キャリックの交代時もそうでしたが、こうした文化は本当に美しいもの。この場面だけ見ましたが、心洗われます。

というわけで2017-2018シーズンも終わりました。次なる楽しみはワールドカップへ移ります。
ありがとうウェンブリー。

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