一緒にするなと言ってやれ vs マンチェスター・ユナイテッド

シーズン最初のビックマッチは第3節、マンチェスター・ユナイテッドと。

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補強に失敗した両チームだが

ビック6と言われながらも優勝候補に名前が上がらないのが移籍市場で失敗したユナイテッドとトッテナム(後アーセナルも優勝候補ではなさそう)
チームを取り巻く雰囲気を鑑みると、全然違う状況だと思っています。スパーズは動きゼロにもかかわらず、主力の放出がなかったことに一定の評価がある。補強しなければいけないピンポイントなポジションが見えていたわけでもないので、現有戦力の維持でもそれなりに強い。もちろん優勝を本気で狙うなら戦力の上澄みは必要だったはずですが、優勝の可能性が低く見えるだけで雰囲気が悪くなるような実績がこれまでなかったことで、問題は露呈していません。まだ。

ユナイテッドは補強への不満をモウリーニョが公然と口にしている上に、ポグバあたりとの確執も常に報じられているなど雲行きは非常に怪しい。加えて前節ブライトンに力負けしたことで、早くも解任オッズ急上昇中です。3年目のモウリーニョはどうしてもうまくいかないようです。

新加入選手は少ないはずなのに相変わらずユナイテッドはチームとしての一体感に欠けています。みんなそれぞれ能力は高いので繋げているように見えてしまうけど、場当たり的なパスワークなので前からガンガンプレスを入れていけばもろく崩れます。ブライトン戦ではエリック・バイリーが散々で、致命的なミスを連発していた。加入当初はもっとすごい選手だった気がしますがここにきて凡庸。センターバックが不安定なチームは強くあれません。

攻撃は基本的には個人技と閃き頼み。サイドバックの攻撃参加も自重気味で、能力重視の単発攻撃ばかり。そして困ったらスピードのある選手をどんどん投入して、さらに打開力に賭けてきます。ルカクを孤立させてしまえばユナイテッドは怖さ半減です。今のユナイテッドには勝たないといけない。

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ロリスの不祥事は大きなマイナス

フランス代表のキャプテンとしてワールドカップのトロフィーを掲げてからわずか1ヶ月。スパーズのキャプテンは飲酒運転で逮捕されるというイメージにそぐわない事件を起こしてしまいました。人格者として尊敬を集めるウーゴ・ロリスだっただけに、今回の事件は非常に残念です。

飲酒運転はもちろん犯罪です。悪いことであるという前提は持ちつつ、イギリスと日本では考え方が大きく異なるということは知ってほしい。日本ではお酒を飲んだら運転をしないというのは常識であり、飲酒運転で捕まろうものなら世間からの批判は凄まじいもので、有名人なら社会的な制裁はかなりのものになります。日本では血中アルコール濃度0.03%でアウトなのに対して、イギリスでは0.08%でアウトです。日本人に比べてヨーロッパの方々は体質的にもお酒に強いので、目安としては350mlの缶ビール二本までは問題ないと言われているようです。

ちょっとパブでお酒を嗜みながらサッカーを観て車で帰るというのはイギリスでは日常的な光景なので、逮捕されてもすぐに試合に出られたりします。去年はウェイン・ルーニーやロベルト・フィルミーノも同様に捕まっていますが、直後の試合にも普通に出てきていることから、考え方が大きく違うんだなということがわかります。

ちなみにロリスは罰金を支払ったのち、すでに保釈されていて一応ユナイテッド戦には出場可能な状態です。あとはクラブとしてどうするか。ポチェッティーノとしてどうするか。キャプテン剥奪の方向で動いてはいるらしく、多分キャプテンマークを巻くのはケインでしょう。あとおそらくポチェッティーノの性格上、この試合は謹慎させるような気がしています。

キックオフは日本時間4:00です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK フォルム
DF アルデルヴァイレルト、サンチェス、フェルトンゲン
MF トリッピアー、エリクセン、ダイアー、アリ、デイビス
FW モウラ、ケイン

マンチェスター・ユナイテッド:予想フォーメーション
GK デ=ヘア
DF ダルミアン、スモーリング、リンデロフ、ヤング
MF ペレイラ、フレッジ、ポグバ
FW マタ、ルカク、マルシャル

2018-2019シーズン 試合結果一覧

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