中4日の空きが長く感じるようになりました。
日曜日のビッグマッチはホームにマンチェスター・ユナイテッドを迎えます。
監督交代で取り戻した強さ
思えば第3節の対戦時からユナイテッドはうまく行っていなかった。いや、そもそも開幕前からモウリーニョの限界は噂されていた。スパーズに敗れてからもおよそ戦力に見合わない不安定なゲームを続けていて優勝の可能性は早々に潰えチャンピオンズリーグ圏内も厳しいだろうと思われていました。
12月16日にリヴァプールに敗れたことでついにジョゼ・モウリーニョは解任となりました。報道的には「退任」だったかもしれないけどまあいいや。後任はすぐには決まらず、暫定監督という形で就任したのがクラブOBのオーレ・グンナー・スールシャールでした。すると一気に状態は上向き、就任後5試合で16ゴール3失点の全勝という最高の滑り出し。今シーズンのこれまでの中では当たるには最悪のタイミングです。
ただしこの5試合の対戦相手はカーディフ、ハダースフィールド、ボーンマス、ニューカッスル、レディングとボトム10または下位リーグのクラブです。スールシャール新監督にとって本当の勝負はここから。
ソンに頼れるのはここまで
既に開幕してはいますが、夏に行われたU-23のアジア大会に出場した際の取り決めの一つでソンが韓国代表に合流するのはこのユナイテッド戦の後という事になっています。半年前にこの約束を持ち出したスパーズの担当者は有能ですね。12月以降にスパーズの攻撃を牽引しているのは間違いなくソン・フンミンです。前半戦はモウラとラメラの貢献も目立っていたのに、いつも間にやら存在感は薄くなってきています。いま抜けられるのは不安があるけど、それはもう嘆いても仕方のない事なので、最後に爆発してからアラブに向かっていただきましょう。
離脱者の復帰はまだなさそうですが、フェルトンゲン、デンベレ、ワニャマあたりは練習に復帰しているようなのでもう少し我慢したら戦力は充実します。一応冬の移籍期間なのでいくつか話は流れていますがいきなり活躍した選手はここ数年いないのであまりそっちには期待しないでおいた方がいいでしょうね。今日敗れても順位の入れ替えはないけれど、シティの背中が遠ざかるのは痛い。まだまだ戦は続きます。
2019年に入ってからはまだ失点がありません。チェルシー戦も試合内容自体は悪かったみたいなのに勝ち切れました。ユナイテッドの方は一週間あけてこの試合を迎えるわけですが、体力的にはそんなにこちらも厳しいわけではない。いい試合になりそうだ。
キックオフは日本時間25:30です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF トリッピアー、サンチェス、アルデルヴァイレルト、ローズ
MF シソコ、ウィンクス、エリクセン
FW ケイン、アリ、ソン
マンチェスター・ユナイテッド:予想フォーメーション
GK デヘア
DF バレンシア、バイリー、リンデロフ、ショー
MF マタ、エレーラ、マティッチ、ポグバ
FW マルシャル、ラッシュフォード