[PL]第36節 トッテナム・ホットスパー vs ウェストハム・ユナイテッド

2018-2019 プレミアリーグ 第36節

Tottenham Hotspur 0 – 1 West Ham United

Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:4勝1敗0分(勝率:80%)

得点
67分:マイケル・アントニオ(Hammers)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、フォイス、サンチェス、アルデルヴァイレルト、デイビス、エリクセン、ダイアー、ローズ(77’ヤンセン)、アリ(85’ワニャマ)、ソン、モウラ(66’ジョレンテ)
sub:ガッサニーガ、トリッピア、ウォーカー=ピータース、スキップ

ウェストハム・ユナイテッド
ファビアンスキ、フレデリクス、バルブエナ、ディオプ、マスアク、スノドグラス(77’オビアング)、ノーブル(85’オグボンナ)、ライス、アントニオ、アルナウトビッチ(80’ペレス)、アンデルソン
sub:アドリアン、サバレタ、ウィルシャー、エルナンデス

中途半端な試合になってしまいました。
また、ウェストハムにやられました。

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徐々に噛み合わなくなっていき

選手のコンディションを考慮し、少しメンバーを入れ替えました。最近のポチェッティーノのお気に入り、フォイスの右サイドバックとローズの中盤起用です。追わなければならない立場になったせいで、エリクセンは休めず。その他の交代は火曜日を見据えたものかのかなとも感じられました。

順位とかチーム状態とか関係なく、ハマーズはうちとやる時は必要以上に気合が入るみたいですね。ロンドンダービーという名前は付いているものの、そこまで強いライバル関係にある両者ではない認識でしたが、そうでもないんですか? いや、単にスパーズ戦の戦歴に自信を持っているという面もあるかもしれません。

なんでもない試合にも関わらず、立ち上がりから元気よくプレスをかけてきます。対するスパーズはそれに組み合わない落ち着いた立ち上がり。火曜のために無理をしないように言われていたのか、単に連戦の疲労からか。そのプレッシャーをかわして行くうちに少しずつハマーズのディフェンスラインも下がって行き、スパーズがボールを握るようになります。効率のいい攻めができていた訳では全くありませんけど。

ツートップにトップ下システムはしばらくやめたほうがいい。カウンターメインの時は上手く行っていたけど、最近は全然よくない。中央に選手が集まりすぎて、サイドの深い位置に侵入できないので攻撃が手詰まりになりがちです。ちょっと活性化したかなと思えたのは、ベン・デイビスが果敢にオーバーラップして中央まで侵入した2回くらいだけ。あとは回して奪われて逆にカウンターを食らうか、行き詰まって無謀なミドルを狙うかしか出来ませんでした。

ローズのインサイドハーフも正直微妙で、中央低い位置でも必要のないドリブルを仕掛けては奪われることが少なくない。かと言って左サイドを駆け上がっていくかと言うとそうでもなく、課せられているミッションがなんなのかわかりません。スタートから使うにはややリスクが高いです。

フォイスのサイドバックもまだまだで、対面しての守備は結構よかったけど、攻撃時のポジション取りに迷っている印象で、フォイスが上がった裏のスペースがアンデルソンに狙われていた。特に今日はカバーリングに徹してくれるシソコではなく、エリクセンが同サイドにいたため、チームとしてのリスクマネジメントが出来ていませんでした。全体的に右の高めの選手が中央に寄りがちなチームコンセプトなのに、右センターがエリクセンでなおかつ右の攻撃を右サイドバックに依存するのは理論が破綻しています。

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不安の残る前哨戦でした

後半に入ると、ウェストハムは明確にカウンター狙いとなっていき、前半から攻撃の中心だったフィリペ・アンデルソンに加え、反対サイドのマイケル・アントニオがプレーに絡んでくるようになりました。前の方での奪われ方が悪く、完全に相手の術中にハマってしまった。最後の決定機をヤンセンが決め切っていれば、なんとかなったねと思える試合だったのかもしれませんが、あの場面はカバーに入っていたディフェンスを褒めるべき。前節のエリクセンのミドルみたいに、試合内容が悪い中で結果だけ出てしまうと、なかなかプレーが改善されないので、いい勉強になったのはないでしょうか。

ところでトッテナム・ホットスパー・スタジアム移転から5試合目にして、初めての失点と敗戦を喫しました。得点者はマイケル・アントニオ、勝利クラブはウェストハム。これも歴史に刻まれました。あまり語られることはないでしょうけど。願わくば無敗のスタジアムとしてチャンピオンズリーグに向かいたかったけど、いつかは来ることなので仕方ありません。土曜日のアーリーキックオフから、火曜のナイトゲームなので、およそ中2.5日です。切り替えましょう。またしてもアーセナル、チェルシー、ユナイテッドが仲良く躓いてくれたので、さほど悲観する敗戦でもありませんよ。

2018-2019シーズン 試合結果一覧

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